「子どもって、そもそも酔ってるでしょ」(みうら)

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続いてお客さんから投げかけられた「どうしたら大人になれますか?」という質問に対して、みうらは「自分も一応大人なのに、大人を困らせてやりたいと思う時がある」と主張。

「『大人困らせてやろうぜ』って、それ『アイデン&ティティ』のセリフじゃないですか!」(宮)
「ウンコとかチンコとか言って大人を困らそうとする子どもって、パンクだよね。子どもってそもそも酔ってるでしょ。基本的に千鳥足だし、ウンコチンコ言ってるし」(み)

また最近家で子どもと『人生ゲーム』をしているという宮藤は、「シラフじゃやってられないから酔っ払ってやる。自分の子どもに向かって『俺の株上がった~~!』とか『俺、自動車保険持ってる~~!』とか、子どもが知らない言葉を使って自慢してる」と告白。みうらはその様子に爆笑しつつ、「そういう家庭に育つと、子どもに自立心が芽生えるよね。うちもそう」と、独自の子育て論(?)を展開しました。会場にはなんと5歳のお子さんが両親と一緒に来場していたのですが、あの子には壇上のふたりがどんな大人に見えていたのでしょうか……。

ちなみに先述の通り、この日のふたりもかなり下(シモ)の話題が多かったですが、「楽屋では真面目な話をしてるんですよ」(宮)とのこと。というかこの日は、お客さんの質問の下ネタ率の高さに驚きました。さすが筋金入りの宮藤&みうらファン、ツワモノばかりです!

 

「戦場では『あまちゃん』書いてるとか、なんの意味もない」(宮藤)

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途中、渋谷・円山町の芸者さんによる粋なお座敷芸(と、それをニヤニヤながめるふたり)を挟みつつ、飲酒も進んで壇上の宮藤とみうらのテンションも徐々に熱を帯びていきます。

続いての質問は「恋愛の対象になる人とそうでない人の違いは?」。「難しいなあ。キレイとかキレイじゃないとかじゃない、なんかグッとくる顔ってありますよね……なんか真面目な感じになってきちゃいました」とほろ酔い気味の宮藤に、みうらは「オス/メスっていう視点で見てみるといいんじゃないですか」と提案。

「例えば昆虫だと、やっぱり大きくて強いほうが勝ちなんですって。オスとしてこいつはどうなのかって見てみると、人間も土壇場ではカッコよさで判断されるんですよ」(み)
「土壇場だとやっぱそうですよね。戦場で『あまちゃん』書いてるとか、なんの意味もないですからね。(敵に銃を向けられたジェスチャーで)『お、俺、あまちゃん書いてます』って言っても、撃たれる(笑)」(宮)

これがヒット作を連発する脚本家の本音……かどうかはともかく、「人間だって本来はただの動物なのに、服とか着てるなんて変態ですよ」(み)という視点で異性を見てみると、確かに違った面が見えてくるかもしれません。