斎藤工が主演するドラマ「ヒヤマケンタロウの妊娠」(テレビ東京)の7話が、16日深夜に放送された。
本作は、桧山健太郎(斎藤)が、予想外の妊娠をきっかけに、社会のさまざまな問題に直面しながら、自分自身を変えていき、成長する姿を描く。原作は坂井恵理氏の同名漫画。昨年、Netflixで配信され、地上波初放送となる。(以下、ネタバレ注意)
父・栄一(リリー・フランキー)の詐欺疑惑が明るみになり、健太郎は、家の前をマスコミに囲まれて身動きが取れなくなっていた。落ち込む健太郎のもとをサロン仲間の宮地が訪れて励ます。
健太郎はパートナーの亜季(上野樹里)には反対されたが、逃げている栄一を探しに行く。そして栄一を見つけると、逃げだした理由を問いただす。すると栄一は、健太郎を産んだ後の苦悩を語り始める。
一方、亜季は、自分らしい生き方をしたいと、シンガポールでの仕事の誘いを受けることを健太郎に伝える。その後、健太郎は栄一が起こしたスキャンダルについて謝罪するため、記者会見を開く。
記者会見に登壇した健太郎は、記者から栄一が犯した詐欺事件について質問攻めにされる。会見後、立ち去ろうとした健太郎は、突然、倒れて病院に運ばれる。
放送終了後、SNS上には、「リリーさんの駄目おやじ、 ただの駄目おやじじゃないとこがいい」「斎藤工さんのハマり役には、もはやうなるしかない。近年のドラマの中でも間違いなくベストスリーに入る名作」「ヒヤマの会見、ジーンときた」といった声が寄せられた。
また、「現代の多様性社会についていろいろと考えさせられるすてきな作品」「葛藤する人間物語が丁寧に描かれていて、とても見応えがあって考えさせられた」「妊娠したら、男らしくなんかしていられない。 妊娠しないから、女らしくないのか。 らしさって何?の内容が、めっちゃ深い」などの感想も投稿された。