わぐりたかしさん

先日、最終回を迎えたNHKの連続テレビ小説「あまちゃん」ですが、その中で使われた「じぇじぇじぇ」という岩手県の方言が話題になりました。

これは驚いたり戸惑ったりしたときの感嘆詞で、主に岩手県・三陸の限られた地方で使われているもの。それ以外の地域の人にとっては聞き慣れない響きですが、能年玲奈さんの口から飛び出すと何とも言えないかわいさがありますよね。

「じぇじぇじぇ」だけでなく、ここ数年「方言女子」が密かなブームとなっています。お笑い芸人の人気でもうすっかり市民権を得た関西弁をはじめ、全国に様々ある方言ですが、その中でも女性が使うと特にかわいい言葉はどの地域のものでしょうか。

世界でただ一人の「語源ハンター」として全国の方言・語源を研究しながら、放送作家として数々の人気番組を手がけてこられたわぐりたかしさんに聞いた、「めっちゃかわいいと思う方言ランキング」を大発表します! 

 10位:オロロッ(大分)

【意味】あら、あらら

何か意外なことが起きたときなどについ口から出る「あら?」は、誰もが日常的に使う言葉。これを大分県では「オロロッ」といいます。わぐりさん曰く、「オロオロ……なんて、別にうろたえているわけではないのですが(笑)、響きがかわいいですよね」。たしかに、ふとしたときに彼女に「オロ?」なんて使われたら可愛くて惚れなおしてしまいそう!

9位:ラッコ?(兵庫)

【意味】大丈夫?

  

取材中、真っ先に「かわいい方言候補」に挙がったのがこの「ラッコ?」という言葉。わぐりさん自身も「言葉の響きがかわいいですよね」と太鼓判! 「大丈夫?」と尋ねるのを兵庫ではこんなふうに言うことがあるんですね。「ラッコ」というとあのお腹で貝を割るかわいい動物を連想しますから、これも女性に使われたらグッときそうです。

8位:パヤンパヤン(宮崎)

【意味】うわの空で落ち着かない様子

ボケっとしていて彼女の話に適当な相づちを打っていたら、「もう! パヤンパヤンしないで!」。うーん、かわいい! 会話の流れ的には責められていても、雰囲気は和やかになりそうですね。「"パ"行が入ると一気にかわいい印象になりますよね」とわぐりさん。たしかに「パ」の音が何ともいえないほのぼのした感じを醸し出しています。