次にレッドフォードの余韻を引きずりながらオーダーしたのが、レッドフォード全盛期の代表作である『華麗なるギャッツビー』をイメージしたカクテル。
『華麗なるギャッツビー』という映画は最近、レオナルド・ディカプリオ主演でリメイクもされたが、レッドフォード版は彼がまだ若かりし頃、1974年の作品である。
ちなみにAさんは、以前ディカプリオ版『華麗なるギャッツビー』のカクテルを以前この店で飲んだことがあるらしいが、そのときは”華麗なる”というイメージに引っ張られた”盛り系カクテル”だったらしい。
しかし今回、目の前に出されたのはブルーリキュールの真ん中に赤色が混じったシンプルな飲み物。聞くと、劇中の「プールで最後にボロボロに撃たれるシーン」をイメージしたとか。
ブルーはプールで、赤色は血の色を演出している。
こちらも飲んでみると「実に飲みやすい!」。でもバーテンダーいわくラムベースで、けっこうアルコール度は強い。「女殺しのカクテルよね~」と、みな声を揃えて言ってました。
続きまして、俳優をイメージしたカクテルということで出してもらったのが、海外ドラマ『SHERLOCK (シャーロック)』で人気がブレイク、『スター・トレック イントゥ・ダークネス』での来日も話題になったベネディクト・カンバーバッチのカクテル。
このお店も一時期、カンバーバッチのカクテルを注文する女性が殺到したらしい。
そして、目の前にでてきたカクテルを見て、女性陣からついて出た言葉は「かっこいい!シュッとしてる!」
マドラーと細身のグラスがカンバーバッチのシュッとしたイメージをズバリ表していて、「これは人気出るわ」といった感じ。全体的にクールなイメージのカクテルだ。
そして飲んでみると、「大人の味」。
シナモンのリキュールを使用していて、それが独特な香りを発している。「クセがあるから、飽きないお酒。長く飲めそう」と、うちの会社のT女子は相当気に入ったようだ。