お酒を飲む
寝る前の「飲酒」でよく寝れるようになるというのは、ある意味では事実です。しかし、摂取されたアルコールが体で分解されるときに交感神経が刺激され、結果的には睡眠をジャマされることになります。飲んで寝た後、深夜に突然目を覚ましてしまうのはそのためです。
「上質な睡眠」が欲しいときの飲酒は全くの逆効果といってもいいでしょう。
コーヒー、緑茶を飲む
「眠気覚ましのコーヒー」というほど、コーヒーに含まれる「カフェイン」には覚醒作用があり、睡眠ホルモン「メラトニン」を強力に抑制してしまいます。
さらに、カフェインは摂取してから4時間ほど持続効果があるかなりの厄介者。カフェインは、コーヒーだけでなく、緑茶、紅茶、ウーロン茶、ジャスミン茶などにも多く含まれています。夜寝る前の「飲み物」には十分注意しないといけません。
冷たい水を飲む
「水もダメなの?」と思ってしまいますが、ぬるめの水であれば問題ありません。ここでのポイントは、冷蔵庫などの「冷たい水」では体の臓器に刺激を与えるため、就寝前には控えたほうがいいということ。
睡眠中は水分を放出してるので、就寝前に「水分」を取ること自体は健康にいいことです。
熱い風呂に入る
就寝前にお風呂に入る人も多いと思いますが、「熱いお風呂」は寝つきを悪くします。
寝るためにはリラックスモードの「副交感神経」が優位になっていないといけません。40℃以上の熱めのお湯に入ってしまうと「交感神経」が刺激され、体が覚醒モードになってしまいます。入るなら就寝の3時間以上前か、38℃ほどのぬるめのお湯に浸かることをオススメします。
また、シャワーは温度に関係なく肌を刺激することで脳を興奮させるため、就寝直前は避けたほうがいいでしょう。