油淋鶏(ユーリンチー)バーガーセット(500円)と北京ダックバーガーセット(650円)に単品でエビチリの丼対応(350円)を注文。
調理は「Like! 」のオーナーであり有限会社チャイニーズフー代表取締役の陳さん。
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「2週間ごとに替わるバーガーメニュー」の油淋鶏バーガー。この前は麻婆茄子バーガーだったとのこと。
香ばしく焼き上げたバゲットに甘辛くジューシーでボリュームあるチキン。からしマヨネーズがバゲットと油淋鶏をうまくまとめていて、非常に美味い。クセになる味。個人的にはライスでいただく「油淋鶏」よりはるかに好ましい。驚きの美味。
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甘いタレがからんだ燻製のような北京ダックに、レタス・キュウリ・トマト・タマネギといった野菜をふんだんにはさみこんだ北京ダックバーガー。しっかり焼かれたバンズの香ばしさと濃い味つけの北京ダックに、たっぷり野菜。意外や意外に驚くほど美味い。パンとチャイナ、相性抜群である。ペーとパー子のようだ。
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エビチリはさっぱりめのタレがかかったフリッターのようなエビがサクッとプリッといい仕事をしている。ライスもいいが、これもパンだとたまらないだろうな・・・と思わせてくれる美味。
想像をはるかに上回る美味しさの品々。陳さんにチャイナテイストのハンバーガーをやろうと思ったきっかけを伺ってみた。
今から約4年前、知人から神奈川県内の某ショッピングセンターにあったバーガーショップの居抜きで何か店やってみないかと言われ、中華料理店を経営していた陳さんは「ウチの扱っている食材でハンバーガーは面白いかな、誰もやってないし」というひらめきによりチャイナテイストのハンバーガー店を始める。
1年間ショッピングセンターで店をやり、現在の高島町に移って3年。これからも魅力的なチャイナテイストバーガーを開発していきたいと話してくれた。
ホンモノか? フォアグラバーガー「皇朝(こうちょう)本店」
中華街でフォアグラ、しかもバーガー、でもあげパン。ここまでこんがらがっているとやけに気持ちいい。
フォアグラはホンモノか、値段はいくらか、バーガーで、あげぱんて、なんや。
調査へ。中華街へと向かった。
にぎわいをみせる皇朝本店に到着。看板に見えるのは「あげまん」の文字。あげまん?
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店の前で、有限会社ミック皇朝グループの橘田尚明(きつたなおあき)さんにフォアグラ諸々の話を伺うことに。
はまれぽへの投稿にあった「フォアグラバーガーのフォアグラがホンモノか否か」という問いには「ホンモノのフォアグラ、ハンガリー産のものを使っております」とのこと。
なぜ、中華街のお店でフォアグラのバーガーをやろうと思ったのかという問いには「ほかの店がやらないこと、そして新しい試みとしてフランス料理と中華料理が融合したファストフードをつくりたかったから」との回答。
「とりあえず、食べてみますか?」というお言葉をいただき待つことに。
「これ飲んで待っててください」と豆乳スープ(100円)をいただいた。
この豆乳スープ、やたらに美味い。口にした瞬間、橘田さんの顔を真顔で見てしまうくらい美味い。
フォアグラバーガーの牛ステーキはA5ランクの国産牛。そして、フォアグラにかかっているソースはトリュフソースだという。価格は2000円だが、儲けはほぼゼロとのこと。
ちなみに「あげぱん」は中華料理ではなく、「蒸しパンに具を挟む」という中華料理から着想を得て創作した皇朝オリジナルのメニューだ。