夫も私の成功を歓迎しておらず、やっていける目処がたったので離婚を考えていたときのこと。
親戚の集まりで渋々出てきた私について、『家庭を疎かにして家で仕事ばかりしているのよ』と困った顔で話す義母を見て、もう無理だと思いました。
家事も育児も仕事をしながらずっと負担してきたのは私で、夫に文句を言われないように食事の準備なども抜かりなくやってきたのに、そんな義母を見ていた夫も黙ってうなずいていました。
帰宅後離婚を切り出したら反対され、私の気持ちを話しても夫はまったく理解しないうえに、次の日には義母が電話をかけてきて『誰のおかげで生活できているの』と怒鳴るので、子どもを連れて実家に戻りました。
それから弁護士に代理人をお願いして義実家と交渉してもらいましたが、私をあれほど威勢よく馬鹿にしていた義母は弁護士が出てきた途端大人しくなったそうです。
いま思い出しても怒りがありますが、離婚できて本当にせいせいしましたね」(42歳/個人事業主)
息子の妻の仕事について、理解しないばかりか歪んだ捉え方をする義母。
そしてそんな義母に同意する夫の姿も、結婚生活の無意味さを考えさせられます。
そもそも同じ土俵に立てない人間との離婚話は弁護士を代理人にしたことが正解で、第三者が入ることでスムーズに進むのはそれだけ義実家側の分が悪い証拠ともいえます。
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