魔法省

「魔法は力なり(Magic is Might)」の像

映画「ハリー・ポッタ ー」シリーズの制作に参加したイギリスのクリエイターたちによって、心を込めて手作業で作られた巨大なセットは慎重に運搬され、東京で見事に作り上げられました。

面積は900平米を超え、壁の高さは9メートル以上という壮麗で巨大なセットは圧巻!この素晴らしい空間が、手作業で作られたなんて信じられません。

映画の中では、魔法省の職員たちは通勤するのに、電話ボックスやトイレ、または高さが3メートル近い 巨大な暖炉のいずれかからフルーパウダー(煙突飛行粉)を使って移動しました。

ここスタジオツアー東京では、魔法省の職員たちと同じように暖炉の一つに入り、スモークや照明効果によってフルーパウダー(煙突飛行粉)を体中に振りかける、魔法のような体験の写真や動画を撮影することができます。

大広間

ホグワーツの大広間入り口

ハリー・ポッターシリーズで最も印象的な場所の一つである大広間は、10年間にわたる撮影を通して、祝宴の数々やクリスマス・ダンスパーティー、魔法対決など、数々のシーンの舞台になっています。

左右には長いテーブルが設置され、食器がずらりと並び、そのうしろには寮別の制服も展示されています。

セットを設計するにあたり、美術監督のスチュアート・クレイグは、伝統的な英国建築を取り入れました。石畳の床や細長い 窓、木製の羽目板の壁は、英国オックスフォード大学のクライスト・チャーチ・カレッジからインスピレーションを得ているそう。

このセットは、英国でオリジナルの映画制作者たちによって丹念に作られた後、東京の新たな施設に慎重に輸送されました。

どこもかしこも、とにかく細かいところまで作り込まれていて「スゴイ!!」という言葉しかでてきません。

メイキングの部分が展示されているところもあり、見た目は石やタイルでできていると思っていた部分が、実は木製だったり、美術としての観点から見て楽しむことができます。