11.『インクレディブル・ファミリー』の世界観

「ハーモニー・イン・カラー」© Disney/Pixar 撮影/つるたま

Mr.インクレディブル一家のユニットは、ちゃんと2018年公開の続編『インクレディブル・ファミリー』仕様なのが、とても良き!

かつて父親のものだったインクレディモービルを運転する子どもたち、ジャック・ジャックの好物うまうまクッキーなど、『インクレディブル・ファミリー』を観ていればわかる小ネタが、随所に散りばめられています。

本作で大活躍のイラスティガールがフロートに乗り、Mr.インクレディブルは目立たないながらも、家族を先導し支えている…という構図も、まさに解釈の一致!

12.2人のサインが…!

「ハーモニー・イン・カラー」© Disney 撮影/つるたま

カラフルな車に乗ってやってくる、『シュガーラッシュ』のラルフとヴァネロペ。

2人が乗っているのは、お菓子の国のミニゲームで共に協力して作った、ヴァネロペのレースカー。

このレースカーの再現度もめちゃくちゃ高いのですが、注目すべきは、車体の側面。

「作った人 ヴァネロペとラルフ」という、2人のサインが、しっかり入っています。

素直になれないヴァネロペが、憎まれ口をたたきながらも、ちゃんと2人の名前を入れるんですよ…

今までのけ者にされ続けて来た彼女、ようやく夢のレースカーが手に入ったことももちろんですが、仲間と協力して作ったということが、なにより嬉しかったんでしょうね。

2人が最高のバディとなり、家族とも呼べる関係性になった事を感じさせる、大好きなシーンです。

13.サンフランソウキョウの作り込みが凄い

「ハーモニー・イン・カラー」© Disney 撮影/つるたま

ズートピア、死者の国と同様、『ベイマックス』がテーマの「〜最高の仲間とともに〜」フロートも、街並みの再現度が本当に凄い。

作中に実際に登場する看板やモニュメントなど、見れば見るほど気づきが得られるフロートになっています。

「ドリーミング・アップ!」ではスーツ姿で格好良く決めていたベイマックスが、今回はモチと一緒に、ふわふわ癒されるかわいい雰囲気なのも、個人的に好きなポイント。

ベイマックスの癒され感が、他のBIG HERO6メンバーの格好良さを、より引き立てていると思います。

「BIG HERO6 参上!」感が、とっても好きなフロートです。

14.ミッキー&フレンズだけじゃない!

「ハーモニー・イン・カラー」© Disney 撮影/つるたま

ミッキー&フレンズの40周年コスチュームが可愛すぎる「〜すべての夢が奏でるハーモニー〜」ユニットも、ぜひフロートの細かなところまで、注目して見てほしい。

よく見ると、ステンドグラスのような飾りのところに、オラフやラーヤ、ティアナとカエル姿のナヴィーン、ミラベルなど、新たな時代の作品のキャラクターが、たくさん描かれているんです。

さらにマックイーン、カナシミ、ウォーリーなどピクサー作品のキャラクターも登場しており、スタジオの垣根を越えて、ディズニー全体で100周年と、もちろん東京ディズニーリゾートの40周年をお祝いしている感じが、とっても素敵。

イン側とアウト側で描かれているキャラクターが違うので、何度でも新たな発見を楽しむ事ができますよ。

「ディズニー・ハーモニー・イン・カラー」

公演期間:2023年4月15日(土)~
公演場所:パレードルート
公演時間:約45分(1日1回)
公演フロート台数:12台

幼少期よりディズニー、ピクサー、スター・ウォーズに囲まれて育った、ワカンダ国民になりたい社会人。3度の飯よりディズニー映画が好き。新作映画や国内外パーク、ディズニーチャンネル等幅広く情報収集しています。

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