【おこわ米八】「おこわいなり5種」788円(税込)
続いてはおこわの名ブランド【おこわ米八】の「おこわいなり5種」をいただきます。
デパ地下のテナントによっては店頭で、湯気の立ち上がる炊き立てのおこわを陳列していることもある【おこわ米八】ですが、今回はアレコレ食べ比べできる「おこわいなり5種」をゲットしました。
「おこわいなり5種」のラインナップは時期によって内容が異なりますが、今回ゲットしたのは桜えび、栗、山菜、赤飯、かやくでした。
いずれも【おこわ米八】ならではの味わい深いもち米と、繊細な具材の味を楽しむことができましたが、特に美味しく感じたのはかやく。
5種の中では一見地味にも見えるおこわですが、お揚げの優しい甘みと、しいたけ、にんじん、ごぼうなどのシンプルなかやくがベストマッチし、「これぞまさしく【おこわ米八】!」とも言うべき、風味高い味わいでした。
この他にも【おこわ米八】は、千円以下の弁当を数多く展開しているので、デパ地下弁当で迷ったら、まず真っ先に行くべきテナントと言って良いかもしれません。
【すしべん】「わっぱ海苔のすし弁」864円(税込)
続いては、石川県の兵庫町に本社がある八幡グループの弁当ブランド【すしべん】の「わっぱ海苔のすし弁」をいただきます。
石川県ではローカルチェーンとして名高いブランドで、その味のクオリティは、近年、首都圏のデパ地下でも支持を集めるようになりました。
海苔の上にタルタルソースがかかったキスフライが乗ったシンプルな弁当ですが、だからこそ同ブランドのポテンシャルを感じられそうです。
キスフライはカリッと揚げられており、かじってみると、キスフライのあっさりした旨みが衣の風味と合わせて口いっぱいに広がりました。
また、5種の副菜はいずれも素材の味が全面に出ており、海苔・ご飯との相性も抜群。さすが、魚・野菜・米にうるさい石川県で培われた味わいなだけはある、と納得できる滋味深い弁当でした。