2023年11月4日(土)、今年も「土浦全国花火競技大会」の開催が決定。
1925年(大正14年)から続く花火競技会で、茨城県土浦市の駅からほど近い土浦市桜川畔(学園大橋下流付近)で行われます。
全国からたくさんの煙火業者と花火師たちが新しい技を競い合う見ごたえのある大会。
と同時に、普段は長閑な街に何十万人もが集まるという混雑日でもあります。
土浦全国花火競技大会の楽しみ方や、会場までの行き方、注意点などをお伝えします。
日本三大花火大会のひとつ「土浦全国花火競技大会」の魅力
日本三大花火大会および日本三大競技花火大会のひとつとも言われるこの花火大会。
毎回、今までに見たことがないような珍しいものが見られるのも楽しみ。
土浦の大会では、「スターマインの部」、「10号玉の部」、「創造花火の部」の三部門で競技が行われています。
どのような基準で採点しているのかは、公式サイトの「花火豆知識・楽しみ方」の解説ページを読んでから鑑賞すると、楽しみも倍増です。
3つの部門で競う花火
1. スターマインの部
多種の花火を組み合わせ、流れる曲のイメージと構成が楽しめる作品。
速射連発の迫力と、ストーリーを想像できるような流れが素晴らしい。
2. 10号玉の部
10号玉(直径約30cm=1尺)は、上空で開いた時の直径が約300mにもなり、打ち上げる高さは東京タワー並みの330m。
巨大な花を開く前、上がっていく過程の部分(昇曲導)にも色々な工夫があり、その違いも楽しめます。
3. 創造花火の部
キャラクターの形などを表現するような花火を見たことがいる方もいるかと思いますが、独創的なアイデアや新しい技術を取り入れた花火を見ることができます。
この大会で初めてみた珍しい花火が、全国に広まっていくことも多々。
そして、3つの部門の中から最も優れた煙火業者に、花火師たちの大きな目標である「内閣総理大臣賞」が贈られます。
競技花火とは別の、余興花火も楽しみのひとつ。
大会途中に6分間ノンストップで打ちあがる「土浦花火づくし」は500メートル幅で9か所から上がるワイドスターマインは大迫力!
大会の終わりを締めくくる何十発もの「エンディング花火」も見ごたえあり。
肉眼でみる花火は、映像では味わえない色の変化やビリビリと胸に響く音が体感できます。
会場「土浦市桜川畔」の行き方は?
シャトルバスと徒歩
「土浦全国花火競技大会」の会場は、土浦市桜川畔(学園大橋付近)。
最寄り駅は、JR常磐線の土浦駅で、土浦駅の改札を出て右折(西口/亀城公園口)、徒歩約30分で会場に行けます。
左折し、東口の霞ヶ浦口に行くとシャトルバス乗り場があります。
会場までのバスは高架道路上を珠数繋ぎで運行していますが、乗るための待ち時間が30分超えになることも。
会場周辺の一般道路は交通規制があります。
その外側の道路も、2km進むのにも歩いたほうが早いくらい渋滞している場合があります。
駐車禁止の場所や立ち止まってはいけない場所などがありますので、誘導に従ってくださいね。(※参照 2022年度版「花火大会」交通規制地図)
■シャトルバス
行き:15時00分~17時30分
帰り:18時30分~21時30分
料金:片道大人250円/小人130円(交通系ICカード対応可)
所要時間:約10分