離婚するとき、私に電話をかけてきた母は『あなたが家のことを嫌っていたのは知っているけれど、離婚しても変わらずあなたの母親だからね』と言っており、何かあれば頼ってねと言いながら自分が娘にお小遣いをくれと言うのはどう思うのか、複雑な心境だし正直関わりたくありません。
それでも、正面から嫌だと言うのは気が引けて、『私も余裕がないから』と嘘をつきながら少しだけ渡しています。
これが続けば、もし私が結婚したときお金の無心がひどくなったり同居を迫ったりするのは確実で、県外にある支社への転勤希望を会社に出しているところです。
熟年離婚するのはいいけれど、その後の生活まで自分で責任を負うのが大人ではないでしょうか」(女性/29歳/営業)
自分たちの嫌な有り様ばかり見て嫌気が差して娘は家を出たのに、離婚後に「お小遣い」をねだる自分に違和感はないのでしょうか。
離婚は自分の決断であり、それに子を巻き込めばいずれもっと遠ざかることは必至で、これも熟年離婚が失敗するケースといえます。
子をあてにする離婚は、家族の絆まで歪めてしまうのですね。
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