季節の変わり目に、自律神経の乱れによって体調を崩すことがありますよね。実は、犬も同じように自律神経の乱れやストレスによって、健康に影響がでる場合があります。
しかし、動物は言葉で体調の変化を伝えられないため、飼い主が気づかないことも多く心配ですよね。そこで今回は、愛犬の自律神経を計測し、飼い主さんと愛犬の健康を一緒に管理できるスマートフォンアプリ「カルテコ」を、我が家の13歳のシニア犬と一緒に試し、忖度なしで徹底レビューします。
犬と家族の健康を守るアプリ「カルテコ」って?
「カルテコ」は、スマートフォンで撮影するだけで自律神経が計測でき、診療記録や健診結果と合わせて保存、健康管理ができるスマートフォンアプリです。
ペット専用アプリではなく、自分と家族の健康をまとめて管理できます。今回は、愛犬に使用した様子を中心にお伝えします。
実際に使ってみた!
まずは、スマートフォンに「カルテコ」のアプリをダウンロードして、メールアドレスを登録。届いたメールに記載されたURLから会員登録をします。1分もかからずに登録完了です!
TOP画面にある「家族」をタップすると、ペット(いぬ・ねこ)の登録ができます。複数登録できるので、多頭飼いの方も安心ですね。
わずか10秒!スマホで計測するだけ
さっそく、愛犬の自律神経を計測してみます。愛犬の腹部または肉球の、ピンク色の部分を10秒撮影するだけです。
我が家の愛犬は黒の肉球なので、お腹で計測しました。お腹の計測の場合、横向きか仰向けに寝ている時でないと撮影できないのが、ちょっと不便ですね。
ポイントは、なるべくスマホのカメラを愛犬の体に近づけることと、愛犬が体を動かさずにジッとして撮影すること。
計測できるのは、愛犬の疲労度、ストレス(緊張度)、呼吸数、脈拍数です。
寝ているところを起こして仰向けにして撮影したからでしょうか。交感神経が優位との計測結果がでました。
しばらくお腹をなでなでしてリラックスさせてから再度計測してみると、自律神経バランスは適正とでました。
そのまま、お腹を上にしてヘソ天で寝てしまったので、再度、計測してみます。副交感神経が優位と計測されました。状態に応じて、しっかり計測できているようです。
計測結果は記録可能なので、日々の状態変化が確認できます。例えば、寝ているはずなのに交感神経が優位になった場合は熟睡できていないのかも、など気づきにくい変化がわかりそうです。