年末年始となれば外出する機会も多くなるこの頃。当然「携帯電話」たるスマホも携帯(放電)の機会も多くなること、必定です。
すでに出尽くした感があるスマホの節電術。読者の方の中には、「いちいちスマホを操作して節電をしたくない。結局何が一番簡単な節電方法なの?」と思われる方も多いと思います。そこで今回はアプリによる自動節電方法を複数比較して、効果を電池残量で見てみましょう。
節電アプリの種類の違いを理解しないままインストールしないで!
節電で最も簡単と思われる方法が「節電アプリ」に節電を任せてしまうことです。
ではどのアプリをいれるべきか。ということになりますが、実は節電アプリの節電方法には3パターンあるのはご存じでしょうか。まとめると、下記のようになります。
その1.性能・機能制限系アプリ
電池容量が一定以下になると、スマホの画面照度を下げて暗くしたり、wi-fiサーチ機能をオフにしたりして、その分の電力消耗を抑えるアプリ。
節電を謳うアプリで最も種類が多くポピュラーです。
<長所>
電池容量が充分なときは性能制限されないで使用することができる。
種類が多いので、好きなアプリを選ぶことが出来る。
機能が単純なので、インストールしてもあまり動作が重くならない。
<短所>
性能制限された後は電池の減りは遅くなるが、性能・機能も低下してしまいます。特に性能の劣る古い端末を使用しているときは、アプリをいれただけで動作がかなり重くなる場合もあります。
その2.タスクキラー系アプリ
スマホを使っていると、ユーザーの意図しないところで、無駄なプログラム(タスク)が裏で動いているときがあります。
タスクキラー系のアプリは、この無駄なタスクを強制停止させることで、電力消費が画面照明の次に多いCPUの負荷を減らし、結果として節電に結びつけるものです。
<長所>
いわいるメモリのゴミ(無駄なタスク)などを排除してくれるので、節電だけでなく動作も軽くなることが期待できます。
<短所>
必要なタスクを強制終了させてしまうことがあり、エラーが発生する可能性があります。
タスクが自動的に再起動してくるアプリが多い場合はモグラ叩き状態になり、タスクキラーアプリが電力を消耗する本末転倒アプリになってしまうことがあります。
常時スマホの動きを監視しているため、アプリが重いことがあります。その場合常駐しているだけで、スマホの性能が低下してしまいます。