熊本地震から2年…熊本にエールを送るために始まった「くまもと復興映画祭」。
その第2回目が4月6日(金)〜8日(日)までの3日間、熊本城二の丸広場、熊本市民会館、菊池市にて(※日程・上映作品により会場が異なる)開催されます。
この映画祭はディレクターの行定勲監督いわく「熊本のことを想ってくれる映画人たちの協力で、熊本を映画の力で元気にしたい」という思いから始まりました。
昨年は熊本の復興応援本『るろうにほん 熊本へ』に関わった佐藤健や、映画祭ディレクター行定勲監督とも親好が深い、妻夫木聡、高良健吾らが来場。
いまだ地震の爪痕が残る熊本城にて開会式とともに熊本地震のその後の姿を描いた映画『うつくしいひと サバ?』が無料上映され、大盛況に終わりました。
今年も、行定勲映画祭ディレクターほかスタッフたちの思いは「前回の盛り上がりをもう一度」。
「くまもと復興映画祭2018」の見どころポイントをまとめてみました。
齊藤工監督が来場!観客とゲストの距離はもはや近すぎる!?
何よりもこの映画祭のお楽しみは、映画上映後にいま観たばかりの映画について、ゲストとトークで盛り上がれるという良さがあります。
今回はその「トークショーを強化しました」と行定勲映画祭ディレクター。
なかでも注目なのが、俳優の斎藤工が高橋一生を主演に、監督に挑んだ新作映画『blank13』を引っさげ来場します。
初の長編映画に挑んだ監督・齊藤工が、いまもっとも旬な俳優、高橋一生を主演にどんな思いで制作に挑んだのか、直接聞いてみたり、感想をぶつけられるのもこの映画祭ならではです。
薬師丸ひろ子×斎藤工×高良健吾、「青春映画」について語り合う!?
また、今回はあの大物女優・薬師丸ひろ子が来場!『僕達の中の青春映画』という企画で、公開当時話題を集めた『メインテーマ』『Wの悲劇』そして『今度は愛妻家』の3本が35ミリフィルムで上映されます。
あの頃の映画をいま、スクリーンで鑑賞してどう思うか、薬師丸さんはどんな思いで当時作品に臨んだのか、 行定監督進行による、トークイベントが薬師丸ひろ子、斎藤工、高良健吾らを交えて開催されます。
はたして、上映後はトークによって、どんな気づきがあるのか?
あの時代を知っている人も、まったく知らない人も、日本映画史に残る映画を観て、観終わったあとは、薬師丸さんや若手俳優たちと語り合っていただきたいです。