秋元康による短編ホラー小説集を朗読劇として総勢57名で上演する、リーディングシアター『アドレナリンの夜』が9月24日(日)から東京建物Brillia HALLで開幕する。
2015年にAKB48グループが出演し、朗読劇として上演され話題となったが、今回は登場人物を全て男性に変えた新演出版。堤幸彦が総合演出を務め、俳優、声優、お笑い芸人などジャンルの垣根を超えた出演者が各公演4名ずつ日替わりで登場。“その日しか観られないリーディング”を披露する。
10月5日(木)の公演に出演する高野洸は「秋元康さんと堤幸彦さんという日本のエンタメを代表するお二人のタッグのもと、各ジャンルで活躍されている方々が出演する朗読劇。今回、出演のお話をいただいて、素直に嬉しかったです」と話す。
高野の回には、植原卓也、喜矢武豊(ゴールデンボンバー)、関太(タイムマシーン3号)が名を連ねる。他の回と比べてもなかなかに個性的なメンバーが揃っている印象だが、高野も「植原さんと関さんにはお会いしたことがないのですが、喜矢武さんとは何度かご一緒した経験があります!体験型推理ゲームを芝居で展開する作品だったのですが、とにかく笑わせにくるんですよね(笑)。今回もとんでもないことが起こらないことを願うばかりですが......でも絶対面白くなる気がしています」。
総勢57名が出演するとなると、やはり公演回によって作品の色が全く変わるだろう。高野としてはどの回が気になるか聞いてみると「許されるなら全部観てみたいぐらいですよ。敢えて挙げるなら声優さんの回かな。どんな技術で朗読をされるのか、生で観てみたいです」と話す。
やや気が早いが今年を振り返ってもらうと、高野は舞台「『キングダム』に出演したのがまだ今年の出来事だったなんて......遠い昔に感じます。それから舞台『ヒプノシスマイク』のライブも僕らの集大成ということで頑張っていますし、この後は僕自身のライブツアーも控えています。年末までアドレナリンが出続ける一年になりそうです」と、うまくまとめてくれた。
最後に観客へのメッセージを求めると、高野は「僕のことをいつも応援してくださる方はもちろん観にきてほしいですし、この記事をたまたま読んでくださった方もぜひ僕の回に来てください。面白くなるのが確定しているメンバーなので、期待していてください」。
公演は10月9日(月・祝)まで。
取材・文:五月女菜穂