桜井玲香と中田圭祐がW主演するドラマ「灰色の乙女」(MBS・TBS系)の第3話「好きな人の血」が、20日に放送された。(※以下、ネタバレあり)
本作は、新田チハル氏の同名漫画が原作。20年間、片思いしている維井莇(中田)にストーカー行為をしているOL・鏡蔦子(桜井)が、交通事故で記憶喪失になった莇に「自分たちは恋人同士だ」とうそをつき、深い沼に落ちていく愛と狂気の物語。
蔦子は、莇が「ツタコ」と自分の名前を呼んでくれた声をボイスレコーダーで録音していて、それを会社で聞きながらうれしくて涙を流しているところを菫(桃月なしこ)に目撃される。
あまりの出来事に理解が追い付かない菫は、蔦子の気持ちを落ち着かせるが、蔦子はさらに“あるもの”を取り出し…。
まだ記憶の戻らない莇だが、体調は回復し、もうすぐ退院できるという。恋人でいることにまだ不慣れな2人だが、少しずつ親密になり始め、楽しい時間を過ごしていた。
ようやく莇が退院し、母・楓(原扶貴子)と共に莇の部屋に帰ると、蔦子が退院祝いのケーキを持ってやって来る。蔦子の莇の家での振る舞いを見て、楓は蔦子のことを怪しみ始める…。
放送終了後、SNS上には、「面白かった。桜井さんの目の演技がすごい」「今週もゾクゾクした。いちず過ぎるって怖い」「莇の血が付いたハンカチを持ち歩く蔦子ちゃんが怖過ぎた」などの感想が投稿された。
また、蔦子の心の中にいる、もう一つの人格“ダーク蔦子”が血まみれの姿で登場すると「ダーク蔦子さんが来たー!」「ダーク蔦子ちゃんが…」「ダークな蔦子、本気で怖過ぎる」といった声が集まった。
さらに、終盤では、莇をひき逃げした犯人が数々の犯罪に手を染めているが半グレの竜胆(鈴々木響)であることが判明。次週予告では、これを知った蔦子が竜胆に復讐(ふくしゅう)をするべく動き出した。
この展開について、「ストーカーVS半グレってすごいな」「蔦子が攻めに転じるのか」「竜胆に行きついた蔦子が狂気にあふれていて怖い」といった声が寄せられた。