「あのホールライブが僕らのスタンダードになっていくんじゃないかな」
ミズキ:そんな風に、他のバンドさんがやってない、新しいこと、面白いことをやっていきたいと思っていて、原宿やアメ村という街でかくれんぼをするというイベント「青空かくれんぼ」をやったりだとか…。
僕たちがスタンプを持ってて、ファンの子たちが全メンバーを探しだしてスタンプを集めると景品がもらえるよ、みたいな。そうやって、お客さんと追いかけっこして、汗をかきながら触れ合った思い出が強く残ってます。
――では、準々さんの思い出は?
準々:最近の話なんですけど、『DOG inTheBEST』というベストアルバムを出す事になって。
歴史が無いとベストアルバムって出せないじゃないですか。自分がそういうの出せるっていうのがすごい不思議な感じがして、記念すべきことだなあと思いました。
春:真面目ですね。すっごい真面目です…。
――最後にメイさん。
メイ:僕もつい最近の話なんですけど、日本青年館での初のホールワンマンライブが印象的です。ロックバンドという側面と、エンターテイメントな部分が両方あるワンマンライブに出来たんで。
元々僕らは、結構早い段階からホールワンマンしようって目論んでいて。演出だったり、登場の仕方だったり、趣向を凝らせたことを実現できたと思っていて。あのライブが僕らのスタンダードになっていくんじゃないかなあと感じました。
――これからもホールはどんどんやっていきたいと。
メイ:僕らずっとライブハウス、スタンディング形式のライブでやってきましたし、そちらも大事ですが、「歌って踊る」など、エンターティメント性の高いバンドの特性が活かせるのがホールの方かなと思っています。