「2023年に注目したいV系バンド」の記事へ1300文字にも及ぶ超大作コメントを寄せ、読者と編集部を驚かせた鐘ト銃声が、ウレぴあ総研編集部に襲来!
オフィスで大暴れしつつも、インタビューでは感動の(?)結成秘話からヴィジュアル系論、メンバー愛あふれるエピソード、そして初の全国ワンマンツアーへ向けた意気込みなどを、鐘ト銃声節全開のトークでたっぷり語ってくれました。
彼らの楽曲同様、癖になる癖の強さをご堪能ください!
「とにかく僕はヴィジュアル系が大好きなので。愛です」
――オフィシャルサイトなどに記載はなかったんですが、始動は2020年10月で合っていますか?
潤-URU-:いや、僕らまだ始動してないです。
――……というと?
百合子:結成した時期がちょうどコロナ禍だったので、「よし、始動するぞ」というタイミングでライブの中止が重なってうやむやになっちゃったんですよね。だから“鐘ト銃声 始動!”っていう正式な告知は出してないんです。初ライブが2020年10月21日だったってだけですね。まだ僕たちは準備期間中です。
――なるほど。バンド結成のいきさつはどんな感じでしたか?
百合子:ちょっと言えないことが多いので話を作りますね。どういうのが一番感動的かな。
狂ヰ散流:感動的なエピソードは別にないですね(笑)。
百合子:うーん……あ、メンバーは全員Twitterで見つけました。当時は僕どこのバンドにも所属していなくて誰も相手してくれなかったので、僕の話を聞いてくれそうな、セッションとかやってる一生売れなそうなバンドマンを探した結果、この3人が集まりました。
潤-URU-:この人(百合子)のこの癖のある感じを受け入れたのが、僕らだけだったってことです。
――百合子さんは元々ボーカルだったそうですね。
百合子:そうです。前のバンドのパートがボーカルだっただけで、元々はボーカルもベースもギターもなんでもやってました。天才なので。
――鐘ト銃声ではギターを選んだのはなぜですか?
百合子:僕の歌が下手だったから。
詠真:ここ、しっかり書いておいてくださいね!(笑)
――わかりました! ヴィジュアル系をジャンルとして選んだ理由はありますか?
潤-URU-:僕は愛ですね。とにかく僕はヴィジュアル系が大好きなので。愛です。
詠真:俺も単純にヴィジュアル系ってメイクして演奏している姿がかっこいいなと。
狂ヰ散流:僕は元々ヴィジュアル系とかあまりわからなくて、友達に誘われてライブに出たら、流れでこうなっちゃったって感じなんです。
――散流さんは、たとえば白塗りのメイクをすることや過激な歌詞を歌うことに抵抗なかったんでしょうか。
狂ヰ散流:特になかったですね。当時の自分には何もなかったので、バンドを始めたらちょっとはかっこよくなれるかなってだけで……。最初は色々苦労することもありましたが、2年も経つと慣れてきて、今はもう楽しく、おもしろおかしくやってます。でもまぁ、基本的に僕は百合子さんに言われるがままですね。
潤-URU-:「言われてもできない」って書いておいてください。
狂ヰ散流:ああ、、すみません。
詠真:あはは(笑)。
狂ヰ散流:(おもむろに席を立ってチョコパイを取りにいく)
潤-URU-:どういうタイミング?!
――百合子さんはバンドのリーダーですね。
百合子:そうです。僕が鐘ト銃声です。
――百合子さんから散流さんや他のメンバーの皆さんに「ライブでこうしてほしい」「こんな風に弾いてほしい」とリクエストすることも多いのでしょうか。
百合子:どちらかというと、僕が「こうしたい」って言うことにメンバーが「いいよ」って言ってくれてバンドが成り立っている感じですね。もちろん意見を出し合う事もありますが、基本的には僕にYESで返してくれるのがみんなです。逆に一人でもNOっていう人が居たら、すぐ解散してたかもしれないですね。
潤-URU-:僕は自分の出したい音とかプレイが結構ある方なんですけど、それを彼が認めてくれるから気持ちよくやれてます。ここの音変えたんだよね、このフレーズ変えたんだよねって言うと、いいねって言ってもらえるので。
詠真:僕は言われるときは言われてますけどね。
百合子:言ってないよ!(笑)