作業時間によっては時給換算100円のことも
村山さん「作るモノによっては、時間がかかることもあります。私の性格上、良いモノを作りたいと思えば思うほど時間がかかってしまうのですが、ふと気がつくと時給に換算した時に100円程度にしかならないことがありました。
良いモノを作りたいけれど、そもそも目的は副業としてのハンドメイド販売なので、制作計画から綿密に考えないとダメだな、と思いましたね」
ハンドメイドとして販売されている雑貨の多くは単価が安く、その分作家の得られる利益も少なくなる傾向にあります。そこから製作にかけている時間が長ければ長いほど、時給換算した金額がどんどん安くなってしまいます。
ハンドメイド販売を続けられた理由
ファンの存在
村山さん「やっぱり、販売を続けているとポツポツと私の商品に興味を持ってくださる方が出てくるんです。そうした方に良い評価を貰えたり、ファンになってもらえたりすると、ハンドメイドのモチベーションにも繋がって、結局『ハンドメイドをやめる』という選択肢はありませんでした。
結果としてはハンドメイドを続けたことで、ファンが増え安定した副業収入になっています」
やはり、自分を後押ししてくれるようなファンの存在は、ハンドメイド販売を続ける大きなきっかけになるのだそう。
作るだけではない「教える」という立場
村山さん「小さい規模ではありますが、ハンドメイド講師として作家志望の方にハンドメイドについて教えています。今までの経験で得たことや、売れる商品の考え方など、こうした教える立場に立つこともハンドメイドのモチベーションにつながります。
これから先ライバルになるかもしれない講習生を見ると、刺激が貰えて楽しいです」
作るだけではなく、講師として教える立場になることもあるという村山さん。教えていくうちに、自分が持っている知識を再認識したり、モチベーションの向上につながるのだそう。
ハンドメイド販売は難しいけれどやりがいは抜群!
前述した通り、ハンドメイド販売はすぐに有名になったり、短期間で大きな金額を稼げるような副業ではありません。しかし、ファンに喜んでもらえるという、やりがいのあるものでもあります。
ぜひ、ハンドメイド作家に興味があるママは今回の記事を参考にしながら検討してみてはいかがでしょうか。