イマドキの男女が考える「独り身の方が楽だ」と感じた瞬間とは
では、そんな独身男女が独り身の方が気楽だと思った瞬間は、一体どんなときなのか。
実際に筆者の周りにいる独身男女4名に、より詳しい意見を聞いてみました。
●キレイに気を遣わなくていい
「若いときは仕事と恋愛を両立できていたんですが、歳を重ねるうちにひとりの方が楽だと感じるようになっちゃったんです。デートをするにもメイク、ムダ毛の処理。なにを着ていけばいいのか、正直準備するのが面倒くさくて。
メールや電話でやり取りするのも手間に思えてきてから、女友達には『完全に干物女だね』といわれています」(女性/31歳/プランナー)
いざデートをするとなると、男女ともその準備に余念がありませんが、なかでも女性は準備に手間が取られてしまうため、面倒くさいと感じてしまうという彼女。そういった面倒くささが恋愛の楽しみともいえそうですが、たしかに年齢を重ねて仕事も忙しくなってくると、恋愛との両立が大変ですよね。
●家族を養うプレッシャーがない
「結婚すると家族を養わないといけない責任があるので、やっぱりそのプレッシャーがないのは大きいですよ。この間も既婚友達に『小遣い減らされた』『ローンがやばい』と、あれこれ愚痴を聞かされたばっかりで、あまり結婚に対していいイメージがないのかな。その分、独身はしがらみがないので気楽ですね」(男性/29歳/SE)
結婚に対してプレッシャーを感じる男性は多いですよね。彼いわく「家族のことを考えると、安易に仕事を辞められなかったり、転職をするのも勇気がいりそう」とのこと。その点、独身はそういった責任がないので、既婚者の話を聞いて「独り身でよかった」と思うのは男性に限らず、女性にも多いかもしれません。
●相手に振り回されない
「人を好きになると、感情の起伏が激しくなるのが嫌ですよね。彼との関係が上手くいっている間はいいんですが、相手に振り回されて些細なことで落ち込んで、泣いてしまう日もあったり。場合によっては仕事にも影響を及ぼすので、恋愛をしていない方が仕事に趣味と安定した生活を送れる気がします」(女性/29歳/販売)
信頼できる相手がいるのは心強いですが、その相手を見つけるまでが恋の一悶着です。特に好きという気持ちが強ければ強いほど、相手も自分も振り回してしまうので、それなら恋愛よりも仕事や趣味の方が充実した時間を送れる、と感じる男女は意外と少なくないのかも。それこそ恋愛は二の次といったタイプでしょうか。