(写真左より)オーストラリア代表グライム・ロイド投手コーチ、チャイニーズ・タイペイ代表チェン・ジンフォン監督、日本代表井端弘和監督、韓国代表リュウ・ジュンイル監督

10月24日、『カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023』記者会見が行われた。日本代表井端弘和監督、オーストラリア代表グライム・ロイド投手コーチ、チャイニーズ・タイペイ代表チェン・ジンフォン監督、韓国代表リュウ・ジュンイル監督が登壇し、意気込みを語った。

井端監督「春に『WBC』で優勝したが、その時のメンバーでは今後勝てないと考え、『アジアプロ野球チャンピオンシップ』で有望な若手が躍動し、次の『WBC』に優勝を狙えるチームにしていきたい」
ロイドコーチ「ベストなプレーをするのが大事。最も優れた国と戦える大会は貴重。年齢的にキャリアで最も大事な時期に行われる最も大事な戦いだと思う」
チェン監督「若手が試合経験を積み、国際大会で成長するいい機会。全力で勝利を勝ち取ってほしいし、将来にとって経験を積むいいチャンス」
リュウ監督「目標は優勝だが、若い選手がどんなプフォーマンスを見せてくれるかとても楽しみにしている」

今大会の目標を質問されると、4人はこうコメントした。
井端監督「前回の『アジアプロ野球チャンピオンシップ』に出た若い選手の中で日本を代表する選手が3・4人出ているが、それを上回る数の選手が出てほしいし、次の『プレミア12』に生かせるよう経験の場にしてほしい」
ロイドコーチ「アジアは素晴らしいチームがひしめき、切磋琢磨できるのは若い選手にいい機会。試合を通して成功するために必要なことを感じてほしい」
チェン監督「選手にとって重圧のかかる国際大会で勝つための学びの場、次の国際大会で能力を発揮する学びの場になると思う」
リュウ監督「今大会を通して『プレミア12』『WBC』『ロス五輪』に向けてより成長して、いい成績を収めたい」

日本の印象と攻略法を問われると?
ロイドコーチ「日本はタフな相手。攻撃も守備も投手力もしっかりしている。日本と対戦する時は最善を尽くすことが大事。勝つために投手がしっかり投げ、最善を尽くし、エラーがないことが大事」
チェン監督「日本は投打ともに強く、無駄なミスをしない。全力で準備することが大事。我々にとって大きなチャレンジになるが、向かっていきたい」
リュウ監督「日本は基本がしっかりしている野球をする。守備もバックアップもベースカバーもしっかりしている。万全の準備をして日本に勝てるようにしたい」

『カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023』は11月16日(木)・韓国×豪州/チャイニーズ・タイペイ×日本、17日(金)・豪州×チャイニーズ・タイペイ/日本×韓国、18日(土)・豪州×日本/韓国×チャイニーズ・タイペイ、19日(日)・3位決定戦/決勝の日程で東京ドームにて開催。チケット発売中。