10月24日、『カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023』を戦う侍ジャパンのメンバーが発表された。今大会の参加資格である24歳以下または入団3年目以内、29歳以下のオーバーエイジ枠3人という条件の中、日本代表・井端弘和監督は次の26名を選出した。
【侍ジャパン】
【投手】15早川隆久(楽天)、16隅田知一郎(西武)、17赤星優志(巨人)、19佐藤隼輔(西武)、20横山陸人(ロッテ)、21吉村貢司郎(ヤクルト)、34田口麗斗(ヤクルト)※、37及川雅貴(阪神)、47桐敷拓馬(阪神)、48今井達也(西武)※、50清水達也(中日)、59根本悠楓(日本ハム)
【捕手】22古賀悠斗(西武)、31坂倉将吾(広島)※、58石橋康太(中日)
【内野手】2牧秀悟(DeNA)、8佐藤輝明(阪神)、9野口智哉(オリックス)、24紅林弘太郎(オリックス)、35門脇誠(巨人)、51小園海斗(広島)
【外野手】1藤原恭大(ロッテ)、23森下翔太(阪神)、55秋広優人(巨人)、60岡林勇希(中日)、66万波中正(日本ハム)
※=オーバーエイジ
メンバー構成について問われると、井端監督はこう返答した。
「オーバーエイジ3名、『WBC』に出場した1名以外は初めての代表。若い選手中心に今後の野球界を背負ってほしいという思いで選んだ。ほとんどが代表は初めてということでいろいろ経験をしてほしいし、その経験を来季、そして次の国際大会に生かしてほしい」
指揮官はOA枠3名と『WBC』に出場した牧のリーダーシップに期待を寄せた。
「今井選手は二桁勝ったがもっと勝てる投手だと思っている。なかなか経験がある抑えがいなかったので、田口選手には引っ張っていってほしい。牧選手は『WBC』に出ているので、若い選手にある程度伝えてほしいということで彼にお願いして来てもらった。彼の明るさで若い選手を引っ張ってほしい。坂倉選手は打撃も素晴らしい捕手。打てる捕手は球界で珍しい。25歳、彼も今後長く主力としてやってほしい」
四番には牧を指名した。
「牧選手にしたのは今季全試合四番を務めたし、いい時も悪い時も変わらないのが彼の一番素晴らしいところ。彼が四番に座ることでチームが一番落ち着く」
井端監督は今大会で優勝と選手の成長の両立を目指す。
「優勝は当然なのだが、選手が経験することが一番大事。その次の『プレミア12』に向けて、選手がより成長する大会にしたい。あとは監督の私がどれだけ選手を信じて我慢できるか。選手には伸び伸びやってほしい」
『カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023』は11月16日(木)・韓国×豪州/チャイニーズ・タイペイ×日本、17日(金)・豪州×チャイニーズ・タイペイ/日本×韓国、18日(土)・豪州×日本/韓国×チャイニーズ・タイペイ、19日(日)・3位決定戦/決勝の日程で東京ドームにて開催。チケット発売中。