続くMCのお題は「栄光のラビリンス」にからめて「私たちが輝いている瞬間」。映画『ソフテン!』に出演が決まったらぶたんは「演技が好きなので、演じている時は輝いてる」と語った。
ここから再び、セットリストは「博多レジェンド」公演のナンバーに。『制服のバンビ』『遠距離ポスター』のキュート系2曲、『Two years later』『回遊魚のキャパシティ』『シャムネコ』のクール系3曲に続いて、AKB48のターニングポイントとなった『大声ダイヤモンド』でハジけまくる。
1年後、またこの場所に帰ってくることを願って
ここでまたMCコーナーに入り、お題は「九州ツアーに続いて、今後やりたいこと」。はるっぴは「九州ツアーの次は、今年中に西日本ツアー!」と宣言するが「西日本って、どこ?」と聞かれると「東京ら辺に線を引いて、こっち側(西側)が西日本」って、西日本広すぎっ! さらに「たとえば何県?」と聞かれて「えーっと…」と詰まるはるっぴに、場内から爆笑が起こる。
メンバーを入れ替えてのMCでは「メンバーについて」がお題に。月9ドラマ『失恋ショコラティエ』を見たという指原は「石原さとみちゃんが可愛かった!」と言うと、自称・石原さとみ似の谷真理佳から「ありがとうございます!」と意味不明な返しをされたという裏話を聞かせ、笑いを取った。
ライブ本編は『未来の扉』で終了し、続くアンコールはAKB48グループのテーマ曲とも言える『会いたかった』のサビのみバージョンでスタート。さらに『スキ!スキ!スキップ!』『メロンジュース』とHKT48のシングル曲を2曲連続で歌い、客席を盛り上げた。
通常の「博多レジェンド」公演ならば、残り1曲だが、ここで「最後の曲の前にもう1曲」と言って、AKB48の最新シングル『鈴懸なんちゃら(略称)』のカップリングとして収録されたHKT48のオリジナル曲『ウインクは3回』を披露。「博多レジェンド」公演と同じく、指原がAKB48チームB時代から歌っていた『白いシャツ』で特別公演を締めくくった。
今回の会場となったAiiA Theater Tokyoは、NHKホールを間近にしたロケーション。一昨年はSKE48が、昨年はNMB48が単独初出場を果たした紅白歌合戦の会場の目の前だ。
この春からは研究生から一挙17人が正規メンバー昇格。新たにチームKIVの結成でクラス替え(チーム再編)も行われ、ますますの発展を見せてくれるはず。2014年のHKT48はAiiA Theater Tokyoに始まり、NHKホールに終わった──1年後にそんな言葉で語られていることを期待していよう。