お金を増やすために大事な「SMARTモデル」とは?

さて、「ほんとに必要?」と考えて、あえて節約という言い方ではなく、必要なものだけ購入することができるようになると、いくらずつ貯蓄や投資に回すことが出来るか、その割合をご自身で把握することができるようになってきます。

あとはゴールと現在地をしっかり把握し、そのギャップを計画通りに進めていきましょう。

「目的」は「的(まと)」、つまり最終的に達成されるべきゴールであり、 「目標」は「標(しるべ)」、その目的の中継地点といえます。 「目的」は「抽象的」なもので、「目標」とは「具体的」なものです。

効果的な目標設定の手法に「SMARTモデル 」というものがあります。

Specific(具体的な、特定された):具体的にイメージできる
Measurable(測定可能な):達成度合いを判断するのが容易である
Achievable(達成可能な):現実的に達成できる
Related(関連性のある):真の欲求や願望の実現につながる
Time-bound(期限がある):いつまでに達成するかが決まっている
 

SMARTモデルを参考に理想的な将来、最低限必要なトータルのお金を算出してみましょう。

例えば、子どもの大学教育資金400万円を目標額(私立文系目安)とします。

児童手当現行の制度であれば、中学卒業までに1人約200万円が貯まります。さらに毎月1万円を0歳から積み立てれば、18年間で216万円。

これを合算すれば、目標額はクリアとなります。つまり、0歳から貯めれば「児童手当+月1万円」で目標達成です。

またセカンドライフ資金の場合、60歳で3000万というゴールを設定したとすると、現在の年齢から10年後なのか20年後なのか、残りの年数で月々積み立てる金額や金融商品の運用利回りなど何が最適なのかを、だいたいしぼりこむことができます。

ゴールを明確にした後は、『現在地:今ある預貯金や収入』をしっかり把握します。今の家計の中身を理想的な配分に見直す必要があるかもしれません。

理想的な配分は収入の2割を貯蓄に回したいものです。設定したゴールの到達が無理となれば、ゴールの設定を考え直す必要もあるでしょう。

積立可能な金額を算出し、ゴールを再設定し、それを目指せばいいのです。

他にも家族で海外旅行などに行くためのお金など、あなたが送りたい人生のイメージをもとに算出してみましょう。

大切な事は目的を持った資産運用、つまりゴールを明確にすることです。