アーロン・スミス(トヨタヴェルブリッツ) (C)F.SANO

2連勝発進へ。12月14日・トヨタヴェルブリッツが『NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24』第2節・横浜キヤノンイーグルス戦へ向けてメディア対応を実施した。FL姫野和樹主将とSHアーロン・スミスは次のように意気込みを語った。

姫野「キヤノンはいいチームだが、自分たちのラグビーをするのが大切。受け身にならずに主体的になって、自分たちの得意なコンタクトエリアでモーメンタムを作って、アーロンとボーデン(・バレット)のスキルを使ってスピーディな展開に持っていきたい」
スミス「トヨタの選手はスキルがあり、フィットネスもいいので、ボールインタイムを長くすればよりいいラグビーができると思う。次節はブレイクダウンとセットピースで優位に立てば、勝てると思う」

横浜Eは倒さないといけない相手だと姫野はキッパリ。
「キヤノンは沢木(敬介)さんのもと、いいラグビーをしている。トヨタはチャレンジャーとしていいラグビーをして、勝利したい。僕らも優勝を狙っているので、彼らは倒さないといけない相手。ディシプリンを持って自分たちのラグビーをすれば、勝てるという自信がある」

スミスはSHファフ・デクラークとの『ラグビーワールドカップ2023』決勝以来となるマッチアップを楽しみにしていた。
「8~9年くらい『スーパーラグビー』や代表戦で戦っているが、彼は本当に素晴らしい選手。ただリベンジという気持ちはない。今は違うチーム、違う試合、違うマインドセット。これまでと違うシチュエーションでの戦いを楽しみにしている」

当日はPR清水岳とCTBディック・ウィルソンもオンライン会見に出席、横浜E戦へ向けて抱負を口にした。
清水「自分自身の強みはセットプレー、とくにスクラム。あとアグレッシブなフィールドプレーも強みにしている。彼ら(スミス&バレット)の判断を信じて、僕らFWは前へ出ていきたい」
ウィルソン「FBとしてのデビューで緊張感はあるが、キヤノンとの試合を楽しみにしている。スペースを狙ったアタックを見せたいし、強いヒットで相手を押し返すディフェンスも見せたい」

試合登録メンバーは以下の通り。
1三浦昌悟、2彦坂圭克、3崔凌也、4西村龍馬、5トム・ロビンソン、6ウィリアム・トゥポウ、7姫野和樹、8アイザイア・マプスア、9アーロン・スミス、10ボーデン・バレット、11岡田優輝、12チャーリー・ローレンス、13シオサイア・フィフィタ、14ヴィリアメ・ツイドラキ、15ディック・ウィルソン、16有田隆平、17清水岳、18淺岡俊亮、19小池隆成、20ジョシュ・ディクソン、21梁正秋、22山口修平、23ティアーン・ファルコン

『NTTリーグワン2023-24』第2節・横浜E×トヨタVは12月16日(土)・日産スタジアムにてキックオフ。当日は来場先着1万5000名にホスト開幕戦を記念したオリジナルポンチョをプレゼント。チケット発売中。当日はテレビ神奈川にて生中継。