多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠がクワトロ主演するドラマ「いちばんすきな花」(フジテレビ系)の最終話が、21日に放送された。(※以下、ネタバレあり)
本作は、ドラマ「silent」(2022年10月期)を手掛けたチームが再集結したオリジナル作品。4人の男女が紡ぎ出す、新たな時代の“友情”の物語。
潮ゆくえ(多部)が「ちょっと住みたいです」と提案したことで、春木椿(松下)の家にしばらく住むことを決めた4人。ゆくえと深雪夜々(今田)は同じ部屋で、椿はリビングのソファで寝ることに。
翌朝、目を覚ました夜々が出勤のために出て行こうとしたタイミングで深夜バイトを終えた紅葉が「ただいま」と帰ってきた。そして「いってらっしゃーい」と夜々を見送った紅葉がリビングに行くと、ゆくえと椿はのんびりとコーヒーを飲んでいる。それを見た紅葉は思わず「夫婦みたいだね」と笑ってしまうのだった。
その夜、カレー作りをした4人。出来上がったカレーを食べ出す4人だが、どう考えても量を多く作りすぎたので、誰かを呼ぼうということに。椿は弟の楓(一ノ瀬颯)を、ゆくえは妹のこのみ(齋藤飛鳥)を呼ぶことにするのだが、この2人を呼んだことで意外な展開になり…。
放送終了後、SNS上には、「最終回もすてきなせりふばかりだった。心がほっこりと温かくなるエンディングで、大好きなドラマだった」「伏線回収が見事な最終回。終わってしまって寂しい」「最後の美鳥ちゃんの語りが、このドラマが伝えたかったことが全部詰まっていると感じた」などの感想が投稿された。
また、終盤で本作の主題歌「花」を歌う藤井風が登場し、弾き語りを披露したシーンについて、「風さんのライブのようでびっくり。主題歌がここまで物語にリンクしてることに感動した」「藤井風さんの生歌のバックには、春木家に集ういつもの4人の笑顔があった」「斜め上を行くエンディング。歌も衣装もドラマの世界に溶け込んでいて、すてきだった」「風くんの歌の歌詞がドラマにぴったりだった。良いドラマには良い歌が合う」といった反響が上がった。