『なかよし』2014年3月号

小学5年生になった娘が『なかよし』を読むようになりました。懐かしいですね。『なかよし』といえば「美少女戦士セーラームーン」(20周年だそうです)、昭和世代なら「キャンディ・キャンディ」「おはよう! スパンク」といったタイトルが思い浮かびます。

スタジオジブリで映画化された「コクリコ坂から」もこの時代。昭和40年代生まれの私も、もちろん読んでました! 少女マンガ雑誌の入口として比較される『りぼん』と比べ「どっち読んでた? 『なかよし』派? 『りぼん』派?」なんて話題で盛り上がることも。

小学生時代に愛読していたマンガ雑誌を自分の娘が読むようになるとは……何だか感慨深いです。どれどれ、イマドキの『なかよし』はどうなっているのかな? と娘の手元をのぞいてみると。

ふろくがものすごくゴージャスになってる!

 

昔はレターセット、今は何と練り香水!?

昭和の『なかよし』のふろくは、レターセットやシール、下敷きなどだった覚えがありますが、2014年3月号のふろくは、何と「練り香水」。小学生がメインターゲットの雑誌のふろくが香水! 軽く衝撃を受けつつ娘に借りてチェックさせてもらいました。

8種類の香りがあり、混ぜ合わせて「自分だけのオリジナル香水」が作れます。中身はこんな感じです。娘たちが使用した跡がありますが、ご容赦ください。

 

香りにはそれぞれ名前がついています。
上段左から、ミルキーベリー(赤)/マシュマロバニラ(白)/リラックスフローラル(紫)/トロピカルサンシャイン(黄色)
下段左から、フレッシュベリー/スウィートブーケ(ピンク)/メロンシャーベット(黄緑)/シャボンソープ(青)
私も嗅いでみましたが、確かに少しずつ香りが違う。


小1・小5の娘たち、ふろくを開けた瞬間「わあ~きれい~♡」と大喜び。小1の娘もお姉ちゃんにおすそ分けしてもらい「今日は“メロンシャーベット”でフルーティなイメージ♪」とゴキゲンです。

6歳でも確実に“女子”です。使用法としては、量を調節して肌につけたり、ハンカチ、手紙、しおりなどにつける、など。

 

小学生女子の心をわしづかみ? キャッチコピーにも注目

表紙にキャッチコピーもキラキラと踊っています。

「ちょっぴりオトナな春がきた♪ 今日からいい香り女子になろ♡
おしゃれ女子はみ~んな持っている♡あこがれ香水クリーム!
香りメイクパレット」

本誌のふろくコーナーを読むと、

「いま香りブーム。香水デビューはまだ早いけど、お手軽に香りを身に着けたいあなたには“練り香水”がピッタリ! 」

という“ティーンでも手軽に身につけられる香水”がコンセプト。

そういえば自分も小さい頃、母の化粧道具をこっそりのぞいていたなあ、なんてことも思い出しました。今も昔も「女の子の憧れ」は変わらないのかもしれません。