来る3月26日にSADSを敬愛するバンドが集結して制作されたSADS RESPECT ALBUM 『M』がリリースされ、28日と29日にはリリース記念イベントライブも開催されるそうです。
今回はそれを記念して、RESPECT ALBUMに参加しているDAZZLE VISIONのMaikoさん、MEJIBRAYの綴さん、LIPHLICHの久我新悟さんに集まっていただき、熱いSADSトークをしてもらいました!
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――皆さんのSADSとの出会いのエピソードを教えて下さい。
久我:きっかけはですね、中学生の頃…中1か中2かは忘れちゃいましたけど、友達からSADSの『NIGHTMARE』を勧められて。それまではあんまりロックバンドに傾倒することは無かったのに、いきなりハマってしまって。
――ハマった理由は? どういった部分に魅力を感じたのでしょうか。
久我:まず、音と声がすごくカッコ良かったし、それからジャケットに載っている清春さんを見て「なんだこの人! こんな人がこの世にいるんだ!」って思っちゃって(笑)。そこからもう雑誌のバックナンバーを中古屋さんで買い漁って…(笑)。
2000年にリリースされたシングル。表題曲、カップリング『FINALE』ともに三池崇史監督の映画『漂流街』に起用される。また、三池監督は以前から清春さんへ映画出演をオファーしていたという話も…。
2001年リリースの3rdアルバム。1作目2作目と比べて激しさを増したサウンドが今聴いても刺激的。MEJIBRAYがカバーした『PORNO STAR』、DAZZLE VISIONのカバーした『Hate』も収録。
綴:僕は、最初は『IWGP(2000年に放送されたTBS系列のTVドラマ『池袋ウエストゲートパーク』のこと)』を見て、主題歌の『忘却の空』のことは知っていたんですけ ど、SADSというバンドに興味を持ったのは、幼なじみに『Darkness Is My Spiral Mind』(『THE ROSE GOD GAVE ME』収録)をオススメされたのがきっかけです。
「なんだこれは!」と、衝撃を受けて。サビ以外ずっと語ってるし…「こいつはヤバイ」と。
それで幼なじみに「これはなんてバンドですか?」と聞くと「SADSだよ」と教えてくれて、「あ!『忘却の空』の人たちだ!」と、その日のうちに過去音源を買いに行って…(笑)。
Maiko:うちのバンドのベース…実の兄なんですけど、お兄ちゃんが黒夢やSADSのコピーバンドをやっていて、それを聴いたり、ドラマの主題歌を聴いたりみたいな感じです。