「銀座のクラブってどんなところ?」「銀座のホステスって大変?」
銀座のクラブは未知の世界、という人も多いですよね。そこで、銀座ホステスの内緒話として、私が老舗クラブで見たり、聞いたり、感じたことを、こっそりお教えしたいと思います。
今回のテーマは、男性を惹き付ける女性の裏技です。
美しさより磨くべき部分がある
銀座のホステスはみんな美人。美人じゃないと銀座ホステスにはなれない…というわけではありません。美しさ、あればもちろん武器になります。でも、それ以上に磨かないと、生き残っていけない部分があります。
それが、“読む能力”。美人だからといって、相手も、空気すら読めない女性は、呼ばれるお席も少なく、干されていきます。美しいだけが能ではありません。
例えば、相手も空気も、全く読めないゆりかさん。座るお席、座るお席で、お客様から「あの子は自分とは合わないから、もう座らせないでね」と、こっそりスタッフにNGを伝えられています。
話好きのお客様なのに、一方的に自分のことばかり話すゆりかさん。相手がどんな人なのか、知ろうとしないのです。これでは、彼女の評価は下がる一方。そして、こういった女性は売り上げもありませんから、お店に居づらくなり、いつの間にかお店を去っています。
その点、ママという立場の女性は、相手がどんな人かを読むだけでなく「お金のにおい」がする相手を瞬時に見分ける目を持っているそうです。少なくとも、その能力がないと、ママにはなれない、ということ。
当然、お金のにおいをかぎわけるのは、悪いことではありません。大切にしなければいけない人、ビジネスとしても長くお付き合いできる人がわかるという、才能です。