『ビター・ブラッド』 4月15日~
フジ系 火曜9時 期待度★★★☆☆
雫井脩介の同名ミステリーをドラマ化。バディを組むことになった親子刑事が、反発し合いながらも事件に挑む姿をコメディタッチで描く。
出演は、佐藤健、渡部篤郎、高橋克実、忽那汐里、吹越満、田中哲司、皆川猿時、KEIJI、広瀬すず、草村礼子など。
このドラマの生命線ともいえる佐藤健と渡部篤郎の掛け合いがどこまで面白くなるかが見どころ。アクションシーンもかなり派手にやるようなので、そこにも期待したい。
『ブラック・プレジデント』 4月8日~
フジ系 火曜10時 期待度★★★☆☆
ブラック企業の社長が会社経営を勉強し直そうと大学へ入学。そこで知的な講師やゆとり世代の学生と出会い、それぞれが少しずつ変化していく。そんな価値観の違う人間同士のぶつかり合いを描くドラマ。
出演は、沢村一樹、黒木メイサ、国仲涼子、永井大、門脇麦、高月彩良、高田翔、永瀬匡、壇蜜、澤部佑、白川由美、青木さやかなど。
『夜のせんせい』っぽいシチュエーションになりそうだけど、連ドラのレギュラーは2011年の『ジウ』以来となる黒木メイサと沢村一樹の絡みに期待。
『なるようになるさ。』 4月22日~
TBS系 火曜10時 期待度★★☆☆☆
2013年7~9月期に放送された同名ドラマのシーズン2。前作は金曜ドラマ枠だったが、今回は新設の火曜ドラマ枠で、TBSが火曜10時に1時間のドラマを放送するのは32年ぶりとなる。
舞台となるカフェレストランに新たな従業員を向かえるところから話は始まるが、前作でそれぞれの道へ旅だった住み込みの従業員たちも登場する模様。出演は、舘ひろし、浅野温子、泉ピン子、紺野まひる、志田未来、安田章大、渡辺美佐子、南沢奈央、伊野尾慧など。
浅野温子が橋田壽賀子の長ゼリフをしゃべる時の息苦しさに耐えられれば意外と面白く見られるはず。
『サイレント・プア』 4月8日~
NHK 火曜10時 期待度★★☆☆☆
東京の下町を舞台に、引きこもりやホームレス、若年性認知症など、社会的に孤立した人々のために奔走するコミュニティ・ソーシャルワーカーの姿を描く。
主演は深田恭子。他に、北村有起哉、桜庭ななみ、坂井真紀、山口紗弥加、渡辺大知、香川京子、市毛良枝、米倉斉加年などが出演する。
深田恭子が演じる主人公自身も絶望的な孤独を抱えている設定のようなので、そのあたりを深田恭子がどう演じてくれるかに注目。
『TEAM~警視庁特別犯罪捜査本部~』 4月16日~
テレ朝系 水曜9時 期待度★★☆☆☆
捜査本部の指揮を執る管理官を主人公にした刑事ドラマ。さまざまな個性をもった刑事たちが事件解決を目指す姿をドキュメンタリータッチで描く。
主演は小澤征悦。共演は、西田敏行、田辺誠一、塚本高史、渡辺いっけい、神尾佑など。
刑事ドラマの『TEAM』といえば、1999年の連ドラに始まり、2003年までスペシャルが作り続けられた、草なぎ剛と西村雅彦のフジテレビ作品があまりにも有名だが、なぜ同じタイトルをつけたのかが疑問。でも、こちらも社会派の内容らしいので、本家に負けないクオリティに期待したい。
『SMOKING GUN~決定的証拠~』 4月9日~
フジ系 水曜10時 期待度★★★☆☆
グランドジャンプで連載中の「Smoking Gun 民間科捜研調査員 流田縁」をドラマ化。縁は香取慎吾が演じる。
民間の科学捜査研究所を舞台に、主人公の縁がさまざまな事件の決定的証拠をあぶりだしていく。出演は他に、西内まりや、谷原章介、鈴木保奈美、中山優馬、安藤玉恵、濱田ここね、倉科カナ、イッセー尾形など。
警察の科捜研とは違う事件を扱ったりするので、そこでの人間ドラマが見どころになりそう。
『花咲舞が黙ってない』 4月16日~
日テレ系 水曜10時 期待度★★★★☆
池井戸潤の「不祥事」「銀行総務特命」を原作とした作品。銀行を舞台に、若き女性行員と出世コースを外れたベテラン行員が、さまざまなトラブルを解決していく。
出演は、杏、上川隆也、生瀬勝久、榎木孝明、大杉漣、甲本雅裕、塚地武雅など。
TBSが同じく池井戸潤の「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」を『半沢直樹』としてドラマ化したように、今度は日テレが「不祥事」の主人公・花咲舞をタイトルに入れてドラマ化する。
要するに、女性版半沢直樹。ドラマとしては明らかに2匹目のドジョウを狙いに行っているわけだけど、本家の日曜劇場が半沢直樹のスタッフで池井戸潤の企業小説をドラマ化するので、そこと比べられるとやや苦しいかも。