睡眠、運動、食事のバランスが崩れてしまうと高まる疾患リスクとは

ではこれら健康3原則のバランスが崩れてしまうと、体には一体どんな支障をきたしてしまうのでしょうか。

普段あまり健康のことを意識していない人のために、睡眠不足、運動不足、不規則な食生活がもたらす悪影響の一部を以下にそれぞれまとめてみました。

 

(1)睡眠不足
●日中の意欲低下、記憶力減退、精神機能の低下。
●食欲を高めるホルモンが分泌し、食欲が増大する。よって肥満傾向に。
生活習慣病のリスクを高める(糖尿病、心筋梗塞、狭心症、冠動脈疾患など)。

(2)運動不足
●基礎代謝が落ちて太りやすくなる(特に30歳を過ぎた辺りから)。
●肥満症、メタボリックシンドロームの原因に。
●糖尿病、高血圧、高脂血症、高級機疾患を引き越す可能性も。

(3)不規則な食生活
●血糖値が下がってしまい、食べ過ぎてしまう。
●過食で肥満、高血圧症、高脂血症、糖尿病になることも。
●動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中などのリスクを高める。

全体を見渡してみると、睡眠、運動、食事はバランスであり、生活習慣のうえですべてリンクしていることを実感させられますね。リスクの一部が重複していることから見ても、どれかひとつが欠けても体にとっては不調になってしまうことがわかります。