男女が仕事や私生活のなかで起こしてしまった思わぬ失敗って?
体調面でこのようなリスクがある健康3原則。疾患を引き起こす悪影響があるだけに気をつけなければいけませんが、そのほとんどはやむなく睡眠時間や食事時間を削ってしまっている人が少なくないはず。
実際、体調が悪くなってしまうほかに、仕事や私生活のなかで及ぼしてしまった影響はどんなものがあるのでしょうか。筆者の知人男女数名に睡眠不足、運動不足、不規則な食生活が招いてしまった思わぬ失敗を聞き込み調査してみました。
「年に数回、友達とスキーに出かけるんですが、今年は数日間筋肉痛が取れなかったことがあります。これだけならただの運動不足なんですけど、レンタルしたスキーウェアが昨年よりもキツくなっていてビックリ。『同じサイズでも多少違うでしょ』と自分を納得させていましたが、男友達がスキー板を担いでくれたときは、友人目で見ても体が鈍っているみたいでさすがにダイエットを決意しました」(女性/28歳/製造)
健康3原則のなかでも、特に運動については「特別太ってないし……」と気を緩みがちですよね。睡眠と食事に比べて、身に持って体に負担がかかるわけではないので、普段の生活のなかでは影響を実感しづらいのかもしれません。
「仕事柄、不規則なので徹夜で仕事をするのも日常茶飯事。その影響なのか、仕事のメールも誤字脱字だらけで、電話応対も思うように声が出ないことも。プライベートで友人と遊んでも車のなかで寝っぱなしなんてこともザラにあるので、目的の場所に着いても友人が気を利かせて、わざと起こさなかったこともありました。せっかく足を運んだのにもったいないですよね……」(男性/27歳/SE)
とある調査データによれば、日本人の睡眠時間は時代とともに短くなっている傾向にあるよう。仕事に一際、支障をきたしてしまう睡眠だけに、「仕事だから」と睡眠時間を削ってしまうのは、返って仕事の能率を下げてしまう恐れもありそうです。
若いといわれる年齢だからこそ見直したい健康3原則
働き盛りの20~30代。がむしゃらにでも働かなきゃいけないという気持ちも大切ですが、つい根詰めてしまって体調を崩してしまっては元も子もありません。
なにをするにもやっぱり体が資本ですので、健康3原則が崩れてしまっているという心当たりのある男女は、さっそく今日からでも自分の生活習慣を見つめ直してみてはいかがでしょうか?