生のような新食感のビスケットに感動

【銀座ベーカリー】 新食感の「カステラビスケットサンド」が大人気。食べる価値があると思います

まずは、「カステラビスケットサンド」から。生クリームを丸いビスケットで挟んだお菓子だ。

プレーン(355円/以下すべて税込)、チョコレート ディップ、ラムレーズン(共に384円)の3種類。

【銀座ベーカリー】 「カステラビスケットサンド」のラムレーズン

サクッとした食べ心地と、レーズンが入ったクリームがレーズンサンドの持ち味。ところが、「カステラビスケットサンド」のラムレーズンは、レーズンサンドとはまったく異なる。

「ビスケットなのだから硬いだろう」と思って齧ったら意表をつかれた。

まったく硬くないのだ、硬いどころか「ふにゃ」だった。

【銀座ベーカリー】 「カステラビスケットサンド」のプレーン

生のような食感という意味で「生ビスケット」だった。

もうひとつ特徴があると丸山さんは力説する。

「さっぱりとした生クリームに仕上げるために、ほぼ純生クリームを使っています」

ケーキ用のクリームは、植物性の油脂などを加えて安定させる。一方、「カステラビスケットサンド」は、植物性の油脂をできる限り使わない生クリームを使うことで、さっぱりとしたキレを探求したというのだ。

【銀座ベーカリー】 2階で「カステラビスケットサンド」とコーヒーをいただきました。イートインスペースを利用すると「Gステック」を3種類試食させてもらえます

食材の組み合わせこそレーズンサンドに似ているが、レーズンサンドでは体験したことがない、

ふわふわとした生クリームと、生ビスケットのような食感が愉快だった。コーヒーを飲みながら食べると、カプチーノのような味わいを愉しめた。