義親へ
義親と良好な関係を築いていたとしても、どうしても、子育て方法の違いやアドバイスがうまく聞き入れられないなんてこともあるかもしれません。もし、意見が対立したり、苛立ちを感じてしまう時に心に留めておきたい言葉をご紹介します。
・誰しも人の子育てには色々言いたいこともある。多分、あなたも
・義親は子育ての先輩。先輩は後輩に物申したいものである
・100%ではなくても自分の子どもによいと思う点は取り入れればいい
子育ての仕方は十人十色。生活をしている地域や時代によっても、どのような子育てがよいとされているかは変わってくるものです。
例えば、「今はいいわね、昔はオムツも全部手で洗ったのよ」などと今の時代の子育てを楽だと言われた場合、「そんなこと言われても! 」と思ったとしても、「そんなことないです! 」と即座に返すのではなく、「確かにそうですね。今は、取換えて捨てればいいので楽ですね」などと受容しつつ、「それでも、いつの時代も子育てに悩みは尽きないですねー」などと、子育てが楽になった面と、多様化した子育て方法やそれでも大変なこともあるんだよ、と自分を納得させる一言を伝えて溜め込まないようにするとよいかもしれません。
最後に自分に対してイライラすることもあるかもしれません。どうしてうまくいかないんだろう、なんで言うことを聞いてくれないんだろう、この子育ての仕方でいいのだろうか・・・そして、人間関係。
でも、上手に子育てができているように見えても、そして、素敵なママやパパに見えても、大なり小なり、誰だって悩みはあるもの。それに、歴代のお母さん達だって同じような思いをしながら子育てをしてきたのですよね。
子どもの性格も違えば、親の性格も違う。
そこに配偶者や義親、周囲の人たちまで加わるのですから、自分とは違う意見があって当然。そして、気持ちの行き違いや考え方の違いにイライラしてしまうことだってありますよね。
子どもに、配偶者に、義親に、自分に、イラッと来た時は、今回ご紹介したことを心のどこかに留めておいていただき、もし、可能であれば、「イラッと来たら深呼吸」を合言葉に一呼吸置くと、イライラの頂点で吐き出すのではなく、少し落ち着くことができるかもしれません。
子どもの成長に伴って、今のような悩みももう数年で終わってしまう可能性が高いと思います。「今だけ」の悩みといえるかもしれません。
そして、また、新たな心配や悩みも出てくるかもしれませんが、子育てのそれぞれの時期は2度とやってこない。
だからこそ、泣いて笑って大切に過ごしたいものですね。