「お迎え渋谷くん」(C)カンテレ

 京本大我が主演するドラマ「お迎え渋谷くん」(カンテレ・フジテレビ系)の最終話が、18日に放送された。(※以下、ネタバレあり)


 「どうか、幸せになってください」。大崎(宮近海斗)から愛花(田辺桃子)が保育士を辞めようとしていることを聞いた渋谷くん(京本)は、自身の胸に去来するある思いから、愛花への思いを断ち切って別れを選ぶ。


 それから一週間、仕事に復帰し、再びドラマの撮影に臨む渋谷くんだったが、調子はなかなか戻らず、以前とはまるで別人のような芝居に、響子(長谷川京子)と神田(内藤秀一郎)はあ然とする。


 一方、渋谷くんにフラれた愛花も、何事もなかったように元気に振る舞っていたが、やはり渋谷くんのことが忘れられない。すると、見かねた大崎からデートに誘われ、愛花は久しぶりに楽しいひとときを過ごす。しかし、その帰り道、大崎から渋谷くんの家を訪ねたことを打ち明けられて…。


 翌朝、愛花は意を決して渋谷くんに電話を掛けようとするが、その矢先、響子から電話が掛かってくる。電話口の響子は慌てていて、聞けば、渋谷くんと連絡がつかず、「探さないでください」というメールが届いたという。その言葉に嫌な予感がした愛花は…。


 最終話では、自信を失って落ち込む渋谷くんを愛花が見つけ出し、「私は渋谷さんが何かできても、できなくても、どんな渋谷さんでも大好きですよ」と思いを伝える。すると、渋谷くんは愛花の手を取り「一生離したくないです。ずっと一緒にいてください」とプロポーズ。


 ラストは、渋谷くんが愛花との子どもを保育園にお迎えに行き、親子3人で手をつないで仲良く歩くシーンでエンディングを迎えた。


 

 放送終了後、SNS上には、「最終回の展開にドキドキ。めっちゃよかった」「渋谷くんと青田先生の2人のシーンのラストのシーンは感動」「最後は好きな人と結婚して自分の息子をお迎えに行く渋谷くん。なんてきれいなラスト」「最高なハッピーエンドを見せてくれてありがとう。続編希望!」といった反響が寄せられた。


 このほか、「大切な作品になった。“普通”に育てられなかった1人の青年の成長と、彼を取り巻く人々の優しいドラマだった。渋谷くんと共に生き、夢中になった3カ月間だった」「面白かったし、涙もしたし、幸せも感じたし、最後までピュアで、とてもよいドラマだった」といった声も投稿された。