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 脚本・宮藤官九郎氏の「新宿野戦病院」(フジテレビ系)の第1話が、3日に放送された。


 本作は新宿・歌舞伎町にある病院を舞台に、さまざまなバックボーンを持つ“訳あり”な登場人物たちが交錯する社会の構図をテーマとし、ときにユーモアを織り交ぜながら、さまざまな悩みや問題を抱えながらも強く生きる人たちの姿を通して、命の尊さを訴えかける救急医療エンターテインメント。


 新宿区歌舞伎町の路地にある「聖まごころ病院」。その土地柄、救急外来を訪れる患者の多くは、路上生活者や在留外国人、ホストや風俗嬢など、“訳あり”の人々。美容皮膚科医の高峰享(仲野太賀)は、年老いた叔父(柄本明)が院長を務めるこの病院に勤務していた。そこに、アメリカ国籍で軍医経験があるヨウコ・ニシ・フリーマン(小池栄子)が現れる。享とヨウコが出会い、運命の歯車が動き始める。


 放送終了後、SNS上には、「ドタバタ喜劇でありながら、立ちんぼやトー横キッズや移民問題など社会問題にも踏み込んでいくクドカンらしいドラマだった。命の尊さを訴えかけながらの独特なストーリー。次回からも楽しみ」「野戦病院のコメディー化といえば、ロバート・アルトマン監督の『M★A★S★H マッシュ』がある。明らかにこれをモチーフにしながら、歌舞伎町で実際に起きているさまざまな事象を取り上げていて見事」「雑に見えてしっかりテーマがあるのがクドカンさんらしい」「『住めばミヤコ蝶々』って若者には分からんやろ」といったコメントが上がった。


 また、「小池栄子の英語と岡山弁が合わさったせりふに笑った」「看護師長役の塚地(武雅)さんがよかった。男か女か分からないけど、信頼できる人だということは分かる」「『虎に翼』の出演者多数。ギャップがすごい」「仲野太賀、岡部たかし、平岩紙、塚地武雅…。何人も『虎に翼』とかぶっていて笑った」など、キャスティングに関するコメントも多く見られた。


 その他、「サザンオールスターズの『恋のブギウギナイト』最高!」「サザンの軽快な音楽とともに、エンディングがよかった」などのコメントもあった。