目黒蓮が主演するドラマ「海のはじまり」(フジテレビ系)の第4話が、22日に放送された。(※以下、ネタバレあり)
本作は、ある日、自分と血のつながった娘がいることを知った主人公の青年・月岡夏(目黒)の姿を描く“親子の愛”の物語。
夏は、水季(古川琴音)の亡き後も気丈に振る舞う海(泉谷星奈)を心配し、「元気な振りをしなくていい」と悲しみの感情を吐き出させる。夏にしがみつき泣き続ける海を、夏は初めて抱き締め返し、静かに涙を流すのだった。
日が変わり、海岸へ遊びに来た夏と海。カメラでシャッターを切りながらはしゃぐ2人だったが、ふと夏は「パパになってほしいってこと?」と海に聞く。海は「パパやらなくていいよ。でも、いなくならないで」と夏に思いを告げる。そんな海に「一緒にいる」と夏は答えた。
楽しそうな2人の様子を眺めていた朱音(大竹しのぶ)と翔平(利重剛)は、亡き娘に思いをはせ、「水季が生きていてくれたらな…」と涙ぐむ。
一方、夏は百瀬弥生(有村架純)のマンションへ。弥生は、海の父親になることにしたのか、と夏に迫る。すぐに結論を出させようとする弥生に夏はいら立ちながらも、一体なぜ彼女が焦っているのか分からずにいて…。
第4話では、弥生が夏に「殺したことある。産んでたら今海ちゃんくらいだった子」と中絶した過去を告白。「罪悪感みたいなものがずっとあった。自分のために親になりたかっただけ。ごめんなさい…。本当にずるかった」と苦しい思いを打ち明けた。
放送終了後、SNS上には、「始まってほぼずっと泣いてた。弥生さん、つらいのに彼氏に言えるのすごいよ。勇気がいるよね」「自分の気持ちをお父さんに後押ししてもらえて産むことを決めた水季、元カレにもお母さんにも冷たく突き放されて絶望して諦めてしまった弥生さん、2人の人生が対象的だった」「泣いてしまった。弥生さんは赤ちゃんを守ってあげられなかった罪悪感を夏くんに吐き出して、一歩前に進めたのかな」などの感想が寄せられた。
また、弥生の回想シーンで、妊娠を打ち明けた際に元カレの浅井悠馬(稲葉友)が「いつするの? 手術」と中絶を前提に話を進めていたことから、「弥生さんの回想場面の元カレは何なの? 最低男過ぎて腹立つ」「弥生の元カレがクズ過ぎる。ひどい」「あの元カレ、最初っから堕ろす気で話してきて、後からあたかも『弥生さんが決めた』みたいな言い方してきたの、いい加減にしてほしい」「弥生さん、うれしそうにエコー写真見せてるじゃん、何なんだよ本当に、この男最悪」など批判の声が集まった。