どうして教育県なの?長野県独自の学業があるって知ってた?
続いてこちらもよくいわれがちな「長野県は教育県」というキーワード。幼少期の頃から筆者も聞かせられましたが、どうやら由来は江戸時代の寺小屋の数が全国で最も多かったことに関係があるそう。
あいにく最近はその面影が薄らいでいるようで、全国の学力テストも下位になることがしばしば……。これではあまりに忍びないので、特筆すべき長野県の学業について列挙してみたところ「スキーorスケートの授業がある」、「寒中休みがある」、「漢字練習帳の白文帳がある」は、なかでも県内独自の習慣のようです。
ちなみに筆者は小学校でスキーを習わされましたが、冬国出身者のみなさんはどうですか?ほかにも長野県は夏休みが短いため、県内が最も寒くなる冬に寒中休みという長期休みが設けられます。白文帳は漢字の宿題で使うノートのこと。文房具屋に行けば必ず置いてありますよ?。
長野県民は生真面目で堅物?そもそも県民性はどのように作られる?
最後は長野県の県民性についてです。他県から引っ越してきた人にたま~にいわれるのは、長野県民は閉鎖的で生真面目。冗談が通じない堅物といった、「真面目さ」について指摘する人が少なくないよう。
筆者もこの手の話を聞くと、「あまり信じたくないけど当たっているかも」と思ってしまうのが悔しいですが。実際、中学の同級生に同じ質問をぶつけてみても、「長野県民全員がそうかって聞かれるとわからないけど、自分はどうか?っていわれればそうかも」と、同じような反応が返ってきました。
そもそも県民性は「自然環境」「経済条件」「歴史的な事情」「文化的な伝統」などが要因になっているといわれています。まさに自然条件も影響を与えていると考えれば、長野県は海がなく山に囲まれた土地なので、独自の文化や風習が根強く残った結果が?とも捉えられなくはなさそうですね。