お金の「そうなんだ!」「本当?」といったいろんなヒントをファイナンシャル・プランナーの筆者が紹介します。
今回は「賃貸でお部屋を借りるための基本ルール」。契約するとき、敷金とか礼金といった言葉に戸惑うことも多いはず。最低限押さえておきたいお金のポイントをご紹介します。
部屋を借りるとき、全部でいくらかかる?
今日は「知っている人にとっては当たり前、知らない人にとっては謎だらけ」という話をします。それは賃貸の部屋を借りるときのルールです。
実家から出て一人暮らしを考え始めたとき、家賃だけ払えばいいわけではないらしい、ということは分かっても、具体的にどれくらいお金がかかるのかよく分からないという人も多いと思います。
結婚を少し真剣に考え始めた人も、どちらかの実家に身を寄せるのではなく、実家から出てふたりで暮らしたいと思うことが多いでしょう。これもまた新生活をスタートさせる費用がいくらか知っておかなければ、結婚生活がスタートできません。
賃貸を借りたい場合、基本的には不動産屋さんが間に入って、オーナー(部屋の所有者)さんと、あなたの間で手続きや契約を行うのが一般的です。オーナーさんは普通の一個人であることも多く、契約やお金の入金、物件のトラブル対応などを不動産屋さんに任せておくことが多いからです。
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