「浮気」であり不倫

「その頃は、彼氏さんとは会っていたのですか」と尋ねると、

「会ってはいたのですが、やっぱり抱き合うことはできませんでした。

罪悪感があったし……」

と、距離を置いていたそうです。

かといって「別れたい」と強く思うこともなかったそうで、その理由を尋ねると、

「既婚の彼とは、不倫だしいつか終わると思っていました。

それまでの関係だから、いずれまた彼氏だけに戻ると思っていて」

と、不倫をしていることが彼氏との関係に影響することはない、と思っていたことがわかります。

既婚男性に対しても特に本気ではなく、梓さんがしていたことはまさに「浮気」。

しかも相手が既婚者であれば不倫という二重のおかしさがあり、これについて、「いま考えると、本当にやばかったなと……」と、梓さんは肩を落とします。

バレなければいい、と軽い気持ちで一線を超えた浮気は、不倫相手とのつながりが切れた後も、彼氏との関係を元に戻してはくれませんでした。