【老維新】動物系中華まんじゅうブームの火付け役!

(写真左から)『老維新』の「ブタ角煮まん」税込380円、「2号店限定獅子まん」税込380円、「フカヒレまん」税込410円、「肉まんパンダ」税込380円

最後に紹介するのは、横浜中華街における「動物系」中華まんじゅうブームの火付け役とされる『老維新』。

中華街大通りの本店はいつも大行列ですが、関帝廟通りの2号店は比較的空いているため、今回は2号店で「ブタ角煮まん」、「2号店限定獅子まん」、「フカヒレまん」、「肉まんパンダ」の4種類を購入しました。

(写真左奥から時計まわりに)「ブタ角煮まん」、「2号店限定獅子まん」、「肉まんパンダ」、「フカヒレまん

写真の通り、いずれもかわいい見た目であるのと合わせて、なかなか芸の込んだ作り。おそらくは手作りで一つずつ作られていると思われ、1個ごと微妙に表情が違うのもなかなかかわいらしいです。

それでいて、味も本格派で量もたっぷり。

「ブタ角煮まん」は角煮の固まりがゴロッと入った一品で、食感・味わいともに美味。「2号店限定獅子まん」は甘辛いソースに絡まる豚肉とチーズの濃厚さがたまらない味で、これは若い女の子に受けそうだと思いました。

また、「肉まんパンダ」は、かじれば広がるぎっしり詰まった肉餡の濃厚なコクと食感が楽しく、さらに「フカヒレまん」は野菜とフカヒレのシャキシャキ食感がクセになる味わいでした。

さすが「動物系」中華まんじゅうブームの火付け役『老維新』。その見た目のかわいさだけでなく、いずれの味わいも本格派でした。

【店舗情報】『老維新2号店』
・住所:神奈川県横浜市中区山下町166-99
・アクセス:みなとみらい21線「元町中華街駅」より徒歩10分

***

今回紹介した「動物系」中華まんじゅうは、見た目のかわいさだけでなく、味も本格派。

お子さんや若い女性だけでなく、食通のお父さんも思わず笑顔になること間違いなしです。

横浜中華街を訪れた際には、ぜひお気に入りの一品を見つけて食べてみてください。

 

音楽事務所、出版社勤務などを経て2001年よりフリーランス。2003年に編集プロダクション・デコ有限会社を設立。 出版物(雑誌・書籍)、WEBメディアなど多くの媒体の編集・執筆にたずさわる。エンタテインメント、カルチャー、 乗り物、飲食、料理、企業・商品の変遷、台湾などに詳しい。台湾に関する著書に『パワースポット・オブ・台湾』(玄光社)、 『台北以外の台湾ガイド』(亜紀書房)、『台湾迷路案内』(オークラ出版)などがある。