AQ Group20年におよぶSDGs活動。生活者の環境問題や防災に対する意識向上も実感
AQ Group(本社:埼玉県さいたま市西区、代表取締役社長:宮沢俊哉)は8月10日から31日の期間で、木育課外授業「つくろう!木育フェス」(農林水産省・埼玉県・さいたま市後援)を開催しました。小学生の親子などに木の素晴らしさや環境問題を知ってもらい、子どもたちの豊かな人間形成のきっかけを提供する同イベント。純木造8階建て本社ビルや全国のアキュラホーム展示場、拠点(アキュラホームFC・SABM※・福工房)など約140箇所で全国展開され、オンライン中継も含め合計参加者は約1万人となりました。また、期間中に取り上げていただいたTVメディアの数は東京キー局を含めて30社を超えるなど、大きな盛り上がりをみせたSDGsイベントとなりました。
全国から「廃材アート」の力作が続々完成!
作品募集は9月8日(日)まで、10月25日(金)に表彰も
「木育フェス」のメイン企画である「廃材アート」は、AQ Group本社ビル建築などの際に出た廃材を再利用し、子どもたちが思い思いの作品を製作、応募するコンテストです。参加した子どもたちは形も大きさも手触りも様々な廃材を前に大興奮。お気に入りの廃材を見つけては「貼る」、「色を塗る」などして楽しんでいました。キリンをモチーフにしたアキュラホーム公式キャラクター「あきゅりん」他、大きな家やヨット、動物園、迷路、ショートケーキなど独創的な力作が続々完成。「木のいいニオイがする」、「木の形や色を表現できるのが面白い」、「勉強になったし、道具を使ってつくるのが楽しかった」といった声が聞こえました。
廃材アートコンテストの作品募集は9月8日(日)まで受け付けています。募集終了後は有識者で審査会を開くほか、応募作品はインターネット上で公開され、一般投票も受け付けます。初実施となった昨年も木育フェス開催当日だけでなく、WEBサイトやSNSを通じて全国から作品を募集。460作品以上の応募、2,000件以上の投票がありました。今年は本社イベントのスペシャルゲストであるユージさんも審査員として参加します。
全国の展示場の様子。親子で協力して作品づくりに取り組んでいました
8月25日は日本初、純木造8階建て本社ビルで木育フェス
スペシャルゲストにタレントのユージさんが登場し、会場は大盛り上がり!
8月25日にはAQ Groupの新社屋である日本初、純木造8階建て本社ビルで木育フェスのメインイベントが行われ、県内を中心とした小学生親子などが参加しました。開会セレモニーでは弊社代表、宮沢が登壇。「私は元々大工をやっており、モノづくりが大好きで、ハウスメーカーをやり、今ではビルまでつくることができた。社長になった今でも続けているのが、カンナがけ」とあいさつし、カンナ掛けの実演を披露。リズムよくカンナを引き、薄く綺麗なカンナ屑が出てきました。「我々はカンナ屑とは呼ばず『削り華』と呼んでおり、木を大切にしていく心を社員一人ひとりが持つようにしている。この削り華も一つの廃材。たくさん用意しているので、このふわふわをうまく使って廃材アートを楽しんでほしい」と述べました。
今年で第2回目となる「木育フェス」は農林水産省、埼玉県、さいたま市から後援をいただいており、開会セレモニーには清水勇人さいたま市長が来場しました。「本社をさいたま市に移転していただき、本当に嬉しく思う。木育フェス開催前に純木造8階建て本社ビルを見学したが、大きな吹き抜けに木材がたくさん使われていた。柱がないにもかかわらず、強い構造で大きな空間が実現できていることに本当に驚いた」と語りました。また、元農林水産副大臣の勝俣孝明衆議院議員からは祝電、大野元裕埼玉県知事からはビデオメッセージをいただいております。
いよいよ木育授業がスタート。「木育講和」では埼玉大学教育学部の浅田茂裕教授が講師となり、クイズ形式で子どもたちに木材をレクチャーしました。「木は家のどこで使われている?」といった木材クイズにチャレンジした子どもたち。浅田教授の質問に対して、積極的に挙手する姿もみられました。
さらに、元大工の経歴を持つタレントのユージさんがスペシャルゲストとして登場。「趣味はDIY。DIYは不具合が出ることもあるが、自分でつくりあげるところに魅力がある。材料から自分で探してつくると、愛着が湧き大事につくる。今日の体験を通して学びに生かしてほしい」とメッセージを送り、子どもたちと一緒になって木育授業に参加。また、AQ Groupの純木造8階建て本社ビルについては「建築に携わっていた私からすると、木造ビルと言っても木と鉄のハイブリッドや混構造だと思っていたが、AQ Groupの本社ビルは本当の純木造で驚いた」と話していました。
本社イベントでは「廃材アート」のほか「木のストローづくり体験」、「カンナ掛け体験」、「組子コースター製作体験」など、大工体験ができる催しを実施。縁日やマジックショーなど多岐にわたる企画も展開し、大きな盛り上がりをみせていました。
カンナ削り体験
縁日
木のストローづくり
組子コースター製作
■廃材アートコンテスト申込フォーム
【概要】
・審査基準
1. 着眼点、着想点、構想力のすばらしさや面白さ
2. 木の素材感や風合いなどの表現力
3. しっかり取り組んだこと、最後まで取り組んだことが垣間見えるか
・スケジュール
応募期間:8/10(土)~9/8(日)
一次審査:9/20(金)
最終審査:9/27(金)~10/11(金)
一般投票:9/27(金)~10/6(月)※WEBによる一般投票
結果発表:10/25(金)
賞品発送:11月中旬頃
AQ GroupのSDGs活動は約20年
「木育フェス」参加者増を受けて、生活者の意識向上を実感
AQ Groupはこれまで、早期から数々のSDGs企画に取り組んで参りました。弊社で毎年恒例となっている「カンナ削り入社式」もSDGs活動の一つです。ものづくりに対する「匠の心」を新入社員へ伝承するため、全員が「カンナ削り」を体験。弊社の一大イベントであり、来年で20回目を数える伝統行事でもあります。
木の家を提供する企業として2010年からスタートさせているのが「木望(きぼう)の未来プロジェクト」。当グループ拠点近隣にある小学校を対象とし、間伐材を加工・製作した学習机の天板を寄贈しました。2010年から2019年度までに寄贈した天板は合計14,631枚です。
2018年の豪雨災害をきっかけに誕生した「木のストロー」はAQ GroupのSDGsにおける取り組みの代名詞とも言えるでしょう。弊社では創業以来、カンナ掛けを通じて「匠」を伝えてきました。木のストローはカンナによる薄削りをヒントとし、木材を薄くスライスしたものを斜めに巻き上げることでストローに加工したものです。この手法による木のストローの開発や量産化は世界初の取り組みとなり、G20サミット首脳会議・関係閣僚会合で「カンナ削りの木のストロー」を提供するなど、大きな話題となりました。
2020年から開始しているのが「地球の森守りプロジェクト」です。木造建築に関わる世界的な匠たちと協力し、「木のストロー」に続く環境貢献アイテム(創作和紙キット、名刺入れ、組子細工)を開発。これらは、捨てざるを得ない建築用の和紙の残原料や建築材料の端材などを用いて作られています。
2023年から始まった「木育フェス」は木造ビル建築の廃材の再利用を通して、子どもたちに平和な未来や地球環境を考え学んでもらう場として提供することを目的としたSDGsイベント。SDGsを推進する木造建築企業として、子どもたちの豊かな未来と人間形成の一助になればと考えております。
※SABMスマート・アライアンス・ビルダー・メンバー。日本一優良なホームビルダーが集まる組織を目指してAQ Groupが設立したネットワーク。棟数や売上でなく、より多くのお客様に「より安心・安全・快適な住まい」を「適正価格」で提供し続け、業界を正しくリードする次世代ホームビルダー。2024年8月現在、株式会社シーキューブ、株式会社クレセントホーム、株式会社アイ.創建、株式会社ヒロミヤ住建の4社が在籍)
<本件について報道関係の皆様からのお問い合わせ先>
株式会社AQ Group 広報課 青木 佐藤
TEL:048-620-4536
Email:aqura_pr@aqura.co.jp
AQ Group Website:https://www.aqura.co.jp
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