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 桜田ひよりが主演するドラマ「あの子の子ども」(カンテレ・フジテレビ系)の第11話が、10日に放送された。(※以下、ネタバレあり)


 「妊娠しました」という教え子の突然の報告に、担任の沖田(橋本淳)は驚きのあまり言葉を失うが、このままここで高校を卒業したいという福(桜田)の思いに、「頑張ったんだな」と涙を流す。


 しかし、話を聞いた生活指導の山田(松角洋平)は、福が学校に残ることに猛反対。好奇の目で見られることは覚悟していた福だが、現実には学校や周りの生徒に多大な影響を及ぼすことが考えられ、山田の言葉でそのことに気付かされた福は、矢沢(茅島みずき)にも妊娠を打ち明けることをためらう。


 しかし、その頃、教室では置きっぱなしにしていた福のスマホに、晴美(石田ひかり)からつわりを心配するメールが届いていて…。


 一方、宝(細田佳央太)は陸上部に退部届を提出。突然のことに驚き、憤る隼人(前田旺志郎)から、その理由を問い詰められると、思いがこみ上げ、誰にも言えない本音を隼人にだけ打ち明ける。


 矢沢もまた、変わらず自分を思ってくれる飯田(河野純喜)に、あることを打ち明けようとしていた。ところが、いつものようにコンビニの前で福のために「ひよこラムネ」を開けていると、飯田のSNSの通知音が鳴り、2人の目には福のある写真が飛び込んできて…。


 放送終了後、SNS上には、「生活指導の山田先生、厳しい現実を伝えてくれたと思う。この妊娠が周りに与える影響は、本人たちの想像を超えることを理解してほしい」「先生3人、それぞれが福のことを思っているし、どの意見も間違ってない」「担任がめちゃいい先生で泣いた…。『授業でちゃんと教えてやらず申し訳ない』と言える山田先生もいい先生」などの感想が投稿された。


 また、福の妊娠がSNSでクラスメートに広まっていることから、「最終回に向けてハード過ぎる。SNSは怖い」「親や先生、2人の友達がいい人で好きと思っていたら、SNSでバラしたやつとクラスメートが邪悪で泣いた」「無記名SNSの数の暴力。矢沢は友達だろう。話してくれなかったことに怒ってるのか?」といった声も集まった。