市発足20周年記念事業。9月21日(土)・22日(日)両日とも午前9時から午後3時まで。長野県東御市中央公園で開催。
長野県東御市は、全国の中でも一大ぶどう生産地であり、なかでも巨峰は、市を代表する農産物特産品です。巨峰を軸に旬のぶどうや地元農産物、特産品の販売など生産者と消費者がふれあうことができるイベントとして、毎年行われている巨峰の王国まつりは32回目を迎え、今年は市発足20周年記念事業としてパワーアップして開催します。
第31回巨峰の王国まつりの様子
第32回巨峰の王国まつり
期 日 : 令和6年9月21日(土)・22日(日) 両日とも午前9時~午後3時
会 場 : 東御中央公園一帯
(長野県東御市鞍掛177-2、上信越自動車道東部湯の丸ICから車で約3分)
入場無料 雨天実施
内 容 : 1.出店
巨峰をはじめとするぶどうの販売、東御市産農畜産物やそれによる加工品等の販売。
約90テントが出店。1.飲食、2.販売、3.展示、4.体験
2.ステージ
開国式、東御市ゆかりの演奏家によるコンサート等
3.市発足20周年記念「『ほどよく、田舎。とうみ』のぶどう◎(にじゅうまる)」事業
・とうみ巨峰倶楽部(生産体験、普及活動、スケッチ教室等)
※市内のぶどう好き小中学生有志によるグループ活動を7月から継続中。
・巨ん太くんとぷるるちゃんのリニューアル(市公式キャラクターとして就任)
・ステージイベント(スペシャルゲスト「十味」さん招聘)
・ぶどうキャラクター大集合(近隣自治体のキャラクター10体がお祝いに集まります)
4.その他
・第30回JAフェスティバルが同時開催
(記念企画としてアンパンマンショーや牛乳配布を予定)
主 催 : 巨峰の王国まつり実行委員会
【構成団体】東御市、信州うえだ農業協同組合、信州うえだ農業協同組合東部ぶどう部会、東御
市農業委員会、東御市商工会、一般社団法人信州とうみ観光協会、東御市交通指導員会、佐
久浅間農業協同組合、株式会社信州東御市振興公社、東御市農業者グループ協議会、農村女
性ネットワークとうみ、東御市農業青年クラブ、東御市飲食店組合、上小食品衛生協会東御支
部、有限会社雷電くるみの里、雷電くるみの里農産物直売組合、農事組合法人北御牧村味の研
究会、未来ぶどうプロジェクト、陽だまりテラス東御
問い合わせ先 : 巨峰の王国まつり実行委員会事務局(長野県東御市産業経済部農林課農産物振興係)
電話:0268-75-2016(直通) Fax:0268-64-5881
東御市といえば巨峰
東御市の巨峰の歴史は古く、1956年に栽培が始まったそうで、当地の農業の基幹作物として取り組まれてきました。1962年になると、同市中屋敷地域に「中屋敷ぶどう団地」として農地の造成が始まり、一大ぶどう生産地となりました。さらにJAのぶどう部会を中心として、栽培技術の研究や共同出荷体制等、地域で統一した生産体制を組み、品質管理が始まり、今に受け継がれています。その中で1991年から、生産者と消費者が触れ合うことができるイベントとして、「巨峰の王国まつり」が開催されています。
巨峰の王国まつりとは?
「巨峰の王国まつり」は秋の大収穫祭ということで地域の生産者が丹精込めて栽培した巨峰、シャインマスカット、ナガノパープル等の様々な種類のぶどうが販売され、毎年楽しみにしている方々が行列を作り、飛ぶように売れています。ぶどうの他にも地元農産物特産品や加工品の販売、キッチンカーの出店、ステージ企画もあり、毎年とても盛り上がります。毎年2日間で約2万人の来場があり、巨峰をモチーフとしたイベントのPRキャラクター「巨ん太くん」「ぷるるちゃん」も子供たちにも大変好評で、長野県東信地域でも最大級のイベントです。
近年の開催状況は、令和2年から令和4年は新型コロナウィルス感染症の影響によりイベントを中止・縮小せざるを得ない状況が続きました。令和5年は、1992年に始まったイベントの趣旨を改めてみつめ、地域に愛される新たな「巨峰の王国まつり」を目指し、巨峰をはじめとする東御市産ぶどう等、秋の収穫を祝い、東御市の恵みと豊かさに触れる企画を実施し、市内における農畜産物の振興を図りました。
今年は市発足20周年という記念すべき節目の年の開催です。32回の歴史を重ねる巨峰の王国まつりを挑戦の機会と捉え、「地産地消」「食育」「子ども」「体験」をキーワードとし、他分野連携を通して農畜産物振興を展開します。子どもたちが巨峰をはじめとする農産業を地域の基盤産業として認知する機会を設けることで、10年後、20年後へ続く「『ほどよく、田舎。とうみ』のぶどう」の明るい未来を広く共有します。
巨ん太くんとぷるるちゃん
屋台やキッチンカーが出店
ぶどう販売所には長蛇の列
ぶどう販売所には長蛇の列
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