NHK・Eテレ『おかあさんといっしょ』うたのお兄さん交代会見が2017年2月17日に行われ、11代目うたのお兄さん 横山だいすけさん(だいすけお兄さん)の卒業と、新うたのお兄さん花田ゆういちろうさん(ゆういちろうお兄さん)が発表されました。
うたのお姉さん 小野あつこさん(あつこお姉さん)、体操のお兄さん 小林よしひささん(よしお兄さん)、パント!のお姉さん 上原りささん(りさお姉さん)は引き続き出演、2016年3月30日(木)の放送の最後に、新旧のお兄さんが交代の挨拶がおこなわれる予定です。
将来の夢は『うたのお兄さん』−だいすけお兄さん
今回の卒業はぼくから言わせて頂きました。
以前から『横山大介』を知っている人はビックリするかもしれません。僕は高校生の時からうたのお兄さんになるのが夢で、子どもたちに勇気や希望の歌の届けたいと、ずっとうたのお兄さんを目指していました。その中で、うたのお兄さんにいろんな縁がありまして、いろんな人たちに支えてもらって、うたのお兄さんになることができました。
会見をしているこの103スタジオで、ぼくたちはいつも収録をしています。このスタジオで初めて収録を行った時には、どうやっていこうかと緊張で頭が真っ白になることもありましたが、スタッフ・制作・関わっているみんなが笑顔で子どもたちを迎え入れてくれて、ぼくらも受け入れてくれて、本当に毎回毎回の収録でこのスタジオが笑顔で一杯になる瞬間のなかで、うたのお兄さんとしていさせてもらうことができました。
夢見てきたうたのお兄さんを実際にやってみて「夢に思っていたとおりのお仕事なんだな」と思い、毎日楽しく過ごすことができました。
番組60周年、2年後を想っての卒業 −だいすけお兄さん
おかあさんといっしょ50周年記念の年(2009年)をうたのお兄さんとしてたたせてもらい、多くの先輩・歴代の製作者とお話をしたり、一緒にうたを歌わせてもらったり、素晴らしい機会をいただくことができました。
その中で、この番組がどれだけ多くの人たちに愛されて、多くの愛で創られているということを知って、自分もこの番組の歴史の1ページを創れるということを誇りに思い、また、次の60周年に向けて自分はどういうことができるんだろうと考えながら、うたのお兄さんの使命を続けてきました。
2019年におかあさんといっしょは60周年を迎えます。そこを迎えるにあたって、いろんなことが変化していく中で、この度の卒業を決めました。
去年の4月から、あつこお姉さん・ガラピコぷ〜(人形劇)というキャラクターにかわり、いろんなことが新しくなりました。
ぼくも彼らと一緒に素敵な番組を届けていこうと頑張っていく中で、ぼく自身がみんなにパワーをもらって、自分もこれを60周年に向けて「こんな素晴らしい番組を次に引き継いでいきたいな」という気持ちがすごく大きくなったのが、正直なところです。