お姉さんの成長を1番近くで見てきた −だいすけお兄さん
ぼくは元々うたのお兄さんになりたかったので、1年1年命がけでやってきて、何年というよりは1年ごとに始まりがあって終わりがあって、また次の1年はじまったら気持ちを新たに、無事この1年が終わるようにとやってきました。
自分の中で大きく決断を決めたのは、去年のおかあさんといっしょスペシャルステージというコンサートの中で、自分が歌っている横で、あつこお姉さんやガラピコぷ〜が子どもたちや親御さんと笑いあっている姿を一番近くから観させてもらって、本当に心が通じ合ったんだなっていう気持ちと安心した気持ちが生まれました。
あと最後の歌に『Say!good-bye〜明日をみつめて〜』がありまして、そのうたを歌っているときに、ずっと楽しい時間を過ごしてきたなという思いと、いつかは終りが来るんだっていう、その最後の時まで自分は笑顔でいられるようにっていう気持ちを歌いながら、自分の中ですごく、これまで歩んできた道とここでというのを本能的に感じた、自分がここまでやりきれてよかったという直感的が一番大きな要因ではあります。
生涯をかけて子どもにうたを −だいすけお兄さん
今後は、コンサートがまだ2本あります。その幕がしまる瞬間まで、うたのお兄さんとしてできることを全力でやりたいというのが一番大きな願いです。
その先については、まだ具体的に決まっていない事が多いのですが、やはりぼくは子どもたちが好きで、うたが好きで、子どものためのうたを歌いたいというのが、自分の原点であり、これからも生涯そういったお仕事をできたらいいなと思っています。
子ども向けのミュージカルですとか、子どもたちの顔を見ながらうたを歌える存在っていうのを、自分の生涯の使命と感じてこれからもやっていきたいです。