Lida:でも最初半信半疑やったやんな、みんなな。ネタで言っちゃうことも多かったんで「また冗談じゃないの?」みたいなのが半分くらいと「えっ」てのが半分と、よくよく話をしていくと「マジかよ」ってちょっと引かれる感じの(笑)。
YURAサマ:そうですね。まぁやっぱり変な話、いい意味で誰も想像してなかったと思うんで。
一同:(笑)
――健康的ですし、いいことではありますよね。蓋を開けてみればエアロビコンサートも第一回からソールドアウト続出という人気ぶりで。
YURAサマ:やっぱね、最初怖かったです。お客さんが普段のライブで振り付けするならともかく、じゃあ実際エアロビをやるとなった時に、恥ずかしさが勝っちゃうんじゃないかとか、抵抗があるのかなとか、ヒヤヒヤしてましたけど、結果的にみんな楽しんでやってくれたんで「良かった間違ってなかった」って思って。
それに「誰かに先越されたらどうしよう」っていう不安もあったんで、急いでライセンスとったというのもあります(笑)。
――きょうび何でもありですからねヴィジュアル系も…。
YURAサマ:ホントにね、「振り付け」って大半のバンドさんがやってはるんで。
自分で言うのも何ですけど僕、振り付けを考えて、それこそもう10年以上経ってるんで。
――ある意味パイオニアですよね。
YURAサマ:自分でもちょっとね、その自覚があるんです(笑)。だから何て言うかな、他との差別化もしたかったんです。
Lida:あぁ、一個上の段階に行きたかったんや(笑)。
YURAサマ:たまに他のバンドさんの「振り付けを教えます」みたいな動画をみると、ホントにね、僕から言わせたらちょっと…あんまりその「振り付け」にアーティスト感を感じなかったんです。
もちろんミュージシャンだからそこにこだわりなくていいんですけど…曲と振付で何を表現してるんだろう、曲と振り付けの関連性や、コンセプトが見えないなと。
僕、一応自分で考える時は歌詞の内容や曲の雰囲気をふまえた上で振り付けを作るんで、自分は違うっていう一面を見せたかったってのがありますね。
Lida:相変わらずビッグマウスやなぁ(笑)。
――エアロビコンサートも東名阪ツアーが決まってますけど、こちらも楽しみですね。
YURAサマ:皆さん好きで来てくれるわけですし、楽しみながらやってもらえてるんだろうなって思うんで。それがいいなって思います。