地域と家庭がつながる/親の自己肯定感アップにも



 ファッション雑誌販売部数トップシェア(※1)の株式会社宝島社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:
関川誠)が保有する北欧デザインのライフスタイルブランド「kippis(R)(以下、キッピス)」は、子育ての負担を社会で「分け合う」北欧の精神に学び、行動するプロジェクト「kippis ACTION FOR CHILDREN」に取り組んでいます。
 昨年に引き続き認定NPO法人フローレンスが行う子育て支援活動に参加し、今年はフローレンスグループの一般社団法人こども宅食(※2)応援団に加盟している3団体へ新生児家庭に役立つアイテムを詰めた子育てボックスの寄付を実施。活動を通じて、キッピスの子育てボックスが困窮する新生児家庭と地域がつながるきっかけになっていること、一見すると生活必需品ではないデザインにこだわったおしゃれなアイテムも合わせてお届けすることで、親の自己肯定感を高めたり、気持ちを上向きにできたりと役立てられていることが分かりました。
 子育ての日々の中で生まれる負担を「自己責任」として各家庭に置き去りにするのではなく、分け合い、社会全体で支えて軽くしていく。そんな仕組みづくりの一端に関わることができるよう、ささやかでもキッピスは引き続き本プロジェクトに取り組んでまいります。
(※1)日本ABC協会 雑誌発行社レポート2023年下半期(7~12月)より
(※2)生活の厳しい家庭に、定期的に食品を届ける取り組み。食品のお届けをきっかけにつながりをつくり、
見守りながら、食品以外の様々な支援に繋いでいます。
詳細はこちらから https://hiromare-takushoku.jp/about/

~kippisの子育てボックス(BABY BOX)を実際に届けてくださる方に現場の声を聞きました~

■経済的に困窮し孤立した家庭と地域のつながりをつくる
「経済的な心配があって出産の準備が十分にできず、不安や罪悪感を抱く妊婦さんにキッピスの子育てボックスをお渡ししています。みなさん『わあ!うれしい』ってすごく喜ばれる。散らかった部屋で暮らしていた妊婦さんがボックスを受け取ったことで、『こんなにかわいいものをもらったから片付けなくちゃ』と部屋をきれいに整えたケースもありました。単に経済的な負担が和らぐだけでなく、自分に思いを寄せてくれる人が社会にいるという安心が自己肯定感につながるんだと思います」
(一般社団法人こども宅食応援団 事務局 井内美奈子さん)

“赤ちゃん便”とは・・・妊娠4カ月月から3歳まで、出産前後の困りごとを抱える家庭を訪ね、オムツや日用品を届けることをきっかけに関係性を築いて見守り、地域の支援先につなげる活動。赤ちゃんの虐待死や深刻な家庭環境で暮らす子ども減らすために取り組まれています。この活動にて、キッピスの子育てボックスを活用していただいています。

■ママ向けアイテムが心の距離を縮めるきっかけに
「BABYBOXは、ママに向けたものもたくさん入っているので、渡した瞬間にママたちの表情がパーッと明るくなるんです。こんな笑顔は見たことないってくらいに。赤ちゃんのための必需品だけを渡すのとは違う。デザインがかわいいから、無条件にうれしくて気分が上がるんだと思います。『あなたもがんばっているんだから、自分を大事にしていいんだよ』というメッセージを添えて、ママに向けたギフトを一つ一つ取り出しながら、一緒に喜びを分かち合っています。そこから連帯感と信頼が生まれて、心を閉ざしていたママたちとの距離が一気に縮まる気がします。かたちあるBABY BOXがママたちに『あなたの味方だよ』という応援と祝福の気持ちを伝える橋渡しをしてくれるんですね」
(NPO法人子どもの居場所づくり inかわぐち 添田朋子さん)



本取材については下記より詳細をご覧いただけます
https://liniere.jp/column/scandinavian/57657/
https://liniere.jp/column/scandinavian/57658/




認定NPO法人フローレンスとの取り組みの経過を受けて



宝島社 マルチメディア編集局
開発課編集長 キッピスブランドマネージャー
根本江利子




日本は親、特に母親への目線が厳しすぎると思います。その目線は当然だ、正義だと思う人もいるかもしれませんが、それは世界のスタンダードではなく、北欧ではもっと社会が介入して子どもの幸せのために協力する体制が作り上げられています。
今回の取り組みで、日本にはまだまだ辛い状況に置かれたお母さんたちがいるということを知りました。さらにそのような方たちにBABY BOXを喜んでいただけたという報告を受け、協力できて本当によかったと思っています。
デザインには人の心を和ませ、さらに意識に影響を与える力があると思います。困りごとを抱えている方たちを責めるのではなく、デザインの力で肯定して、気持ちを支える。そんなブランドになれるように日々歩みを進めていきたいと思います。

2024年の「キッピス」の子育てボックスの中身を紹介
哺乳瓶やスタイなど新生児向けのアイテムはもちろん、子育てをがんばるパパ・ママ向けのアイテムも!






アイテム/協賛企業名(順不同)
1.哺乳瓶/ピジョン
2.ハンドクリーム/ダリヤ
3.スタイ/ツクリエ
4.タオル/一広
5.エコバッグ/インターモード川辺
6.ポケット付きビッグフリンジストール/エクスプラス
7.マー&ミー シャンプー・コンディショナー/クラシエ
8.通園・通学セット/宝島社
9.母子手帳ケース/宝島社
10.吸水ショーツ/宝島社





宝島社の北欧デザインブランド「kippis(キッピス)」とは

 キッピスは、北欧取材を行うなかで、北欧のライフスタイル、デザインに魅了された編集部が創設したブランドです。デザイナーは全員北欧諸国在住、出身など北欧にゆかりのある面々。北欧の自然や暮らしをモチーフにした温かみのある柄が特徴です。2012年より自社商品(出版物)としてバッグや傘などを出版流通にて販売して
いましたが、2014年にブランド化。2015年10月からライセンス事業をスタートしました。「デザインで暮らしを豊かに」という理念のもと、タオルやバッグ、食器、文房具、ヘアケア用品などの生活雑貨から、コーヒーやヨーグルトなどの食品まで、生活にまつわる様々な企業約30社にデザインを提供してきました。

「kippis ACTION FOR CHILDREN」

 2021年より始動した北欧の暮らしに根づく、子どもや子育てに対する考え方や視点を学び、行動する“子どものためのプロジェクト”。キッピスは、北欧デザインの背景にあるのは、暮らしを重視し、誰ひとり取りこぼすことなく、豊かさや負担を分け合う北欧ならではの習慣だと考えています。日本社会においても、子どもや親、それを取り巻く周囲の人々が互いの境遇を尊重し、社会を信頼しながら暮らせる環境づくりを目指し、社会貢献活動や情報発信をしています。

キッピス公式サイト(https://tkj.jp/kippis/



 様々なブランド・デザイナーと開発した、アパレルや雑貨などを多数展開。コラムでは、キッピスの取り組みにまつわる取材記事のほか、ブランドマネージャーの根本が北欧の暮らしや北欧的な価値観を探る連載も。



タオル・バッグ・マスク・食器・文房具・ヘアケア用品・コーヒー・ヨーグルト・せっけん…
キッピスは、暮らしを豊かにする商品を様々な企業と共同で提供しています

 キッピスの柄を再現したタオルは、ふわっとした気持ちのよい素材感が特徴。ミニハンカチやタオルだけでなく、ストールやタオル地のバッグ、エプロンなど、大ボリュームで展開。さらに2020年秋、DR.C医薬とのトリプルコラボで高機能マスクを発売しました。

担当者コメント
「キッピス」シリーズは温かみのある動物柄から洗練されたデザインまで多種類を取り揃えているので、幅広い世代のお客様からご好評をいただいてます! タオルは特に定番の動物シリーズが人気! また、生活必需品となったマスクですが、防御フィルター入りハイドロ銀チタン(R)ソフトガーゼマスクシリーズで女性一番人気はkippis! リピーターの方からは新柄発売を心待ちにしています!との声も多いです。

今回の子育てボックスの寄付にご協力いただいた企業の過去コラボアイテム

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