2024年9月20日(金)に東京都大手町3×3ラボにて、首都圏の大学生を対象とした地方創生コンサルティングイベントを開催しました。
イベント概要
本イベントは、若者の人口流出が課題となっている広島県へのUIターン促進を目的に、首都圏の大学に通う学生が地方創生の視点から、若者の転出超過に悩む広島の現状をケーススタディする形で行われました。32名の参加学生が、広島の企業の若手経営者と直接対話しながら、地方でのビジネスの可能性や課題について学び、広島への就職促進策についてグループに分かれて議論しました。
イベントの企画・運営はOver20&Companyのエニー生(PROJECT anyに所属する大学生・20代社会人)が担当し、以下のセッションで構成されました。
1)広島県に関するパネルディスカッション
2)広島への移住促進策や就活支援サイトの認知度向上策についてのグループワーク
3)各チームによる発表
参加した学生たちの反応
イベント後のアンケートでは、参加者の93%が「満足」または「やや満足」と回答し、高い評価を得ました。参加者からは以下のような感想が寄せられています
・広島県のビジネスにおける人材状況を知ることができた
・地方で働くことへの理解が深まった
・チームメンバーと真剣に課題解決に取り組む時間が有意義だった
また、イベントを通じて79%の参加者が広島への印象が「良くなった」または「やや良くなった」と回答し、広島への就職希望度も62%の参加者が「上がった」または「やや上がった」と答えています。首都圏出身者の学生にとっては、県外での就職を考えたこともなかったという声も多く、こうした機会などを通じて学生に知ってもらう機会を作ることの重要さが再認識されました。
学生からの提案
「広島県への就職促進のためには、どのようなターゲットに、どのようなイベントがあればよいと思いますか?」との問いに対しては参加学生から以下のようなアイデアがだされました。
・首都圏の高校生や大学1~2年生を対象にした広島でのインターンやアイデアハッカソン
・広島県で起業したい学生をターゲットとして、県内企業とマッチングするイベント
・若い女性を対象に女性が活躍できる職場を発信するイベント
・リアルに広島に行くイベントや都内の広島県出身者を集めたイベント
広島大学の串岡教授のコメント
「今回のイベントを通じて、首都圏の学生の広島への関心を高めることができました。参加者の多くが地方創生に興味を持ち、広島への就職を検討するきっかけとなったことは大きな成果です。今後も、学生の声を反映させながらより効果的なUIターン促進策を展開していきたいと考えています」。
主催共催
主催: 広島大学AI・データイノベーション教育研究センター / 一般社団法人AI・データイノベーション教育研究推進機構
共催: 広島県
後援: ひろしまDX人材育成・確保推進産学協議会
企画運営:株式会社テレビ新広島・株式会社OVER20&Company
資料動画
本イベントの様子は、以下のURLから動画でご覧いただけます。
https://youtu.be/IOgcqgFgfos
今後の展開
次回は「地方就職のリアル、全部見せます」と称したオンラインイベントを10月26日に開催予定。
実際に広島にIターン就職した若手ビジネスマンの動画などを交えて東京と広島の生活コストやライフスタイルを比較しながらより学生たちの広島就職の解像度を上げて頂くチャレンジをいたします。
オンラインですので、これから就活を考える学生の皆様の参加をお待ちしています。
https://www.project-any.com/tssevent241026
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
関連記事